五島八十八ヶ所霊場めぐり

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五島八十八ヶ所 霊場めぐり

五島は空海が遣唐使として立ち寄った最終寄港地であるとともに、唐から帰国した際に上陸して真言密教を布教した地。
空海の功績にちなんで福江島に昔からある素朴な地蔵堂や観音堂、行者堂などが八十八ヶ所霊場として選定されました。
巡拝コースは五島の真言宗の本山である第1番札所の「明星院」から始まり、空海が唐からの帰り、嵐に遭遇して漂着したとされる大宝の浜にある第88番札所の「大宝寺」で終わります。当初は地元の人々を中心に霊場を巡拝されていましたが、近年では島外から癒しを求めて多くの巡拝者が訪れるようになりました。安らぎと祈願成就を求めて霊場巡りはいかがですか?

五島八十八ヶ所霊場 MAP

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五島八十八ヶ所霊場 MAP

必見!霊場紹介

第1番札所「明星院」
第1番札所 「明星院」

五島の真言宗の本山。現在の本堂は約230年前に火災で焼失した本堂を再建したもので、五島最古の木造建築物です。見事な檜の芯柱を使用して建立されており、重厚感が漂います。
格天井には五島藩絵師で狩野派の大坪玄能の筆による121枚の花鳥画が極彩色で描かれています。

画像見事な天井画は必見!

住所:
五島市吉田町1905
連絡先:
0959-72-2218
第88番札所「大宝寺」
第88番札所 「大宝寺」

約1300年前の大宝年間に創建された古寺。空海が大宝の浜に漂着した際、この寺を拠点に真言密教を広めたと言われています。
室町時代の涅槃図、我が国最古の大般若経、梵鐘(県文化財)、日本三大秘仏の聖観音像、左甚五郎作と伝えられる猿の彫刻を見ることができます。

画像600年以上の歴史がある梵鐘

住所:
五島市玉之浦町大宝633
連絡先:
0959-87-2471
第53番札所「金福寺」
第53番札所 「金福寺」

宇久八代源覚公によって開創された曹洞宗の寺院。境内には観音堂が建立され、空海の像が寄せられています。

住所:
五島市岐宿町岐宿996
連絡先:
0959-82-0024
第86番札所「玉之浦観音堂」
第86番札所 「玉之浦観音堂」

山道に沿って毘沙門天や弁財天が88体鎮座しています。頂上まで登れば、景色がよく大瀬崎の断崖まで見渡せます。

住所:
五島市玉之浦町玉之浦
連絡先:
0959-87-2211

初めての方はタクシーお遍路が安心!
五島の霊場は八十八ヶ所のうち五十八ヶ所は無人の小さな地蔵堂や観音堂のため、詳しい場所が分かりづらいことがあります。そのため地元のタクシーガイドに道案内を頼むと安心です。各霊場では般若心経をあげ、ご本尊ごとに異なるご真言を唱えて回るため、先達として住職に案内してもらうこともあります。
五島観光タクシー 連絡先:0959-72-4151

巡拝スタイル

霊場めぐりをする際は白装束が基本。袈裟は必ず着用し、金剛杖、念珠そして納経帳を持参しましょう。
洋服でお参りの方も、上から「南無大師遍照金剛」とお大師さまのご宝号が書かれた白衣を着けましょう。

すげ笠 お袈裟 念珠 頭陀袋 納札・納経帳 鈴 金剛杖 白衣

空海の教えとお遍路の精神
死ぬことなくこの世に留まる 空海は「この世に生を受けていることこそ仏」という考えを持っており、人間の中には皆仏の部分があるという信念を持っていました。その考えを「即身成仏」といい、段階を経て仏の境地に至ると説明しています。
お遍路「同行二人」 お遍路では「同行二人」といって、常に空海(弘法大師)と二人で旅をすると言われています。お遍路をする人のすげ笠や頭陀袋(ずたぶくろ)に描かれているのをよく見かけます。

お遍路作法

札所での参拝の手順を紹介します。作法にこだわることはありませんが、知っておくと心安らかな参拝できます。

一. 山門で合掌し、一礼する。
二. 手洗い所で手を洗い、口をすすぐ。
三. ろうそく1本、線香3本を供える。
四. お賽銭を納める。
五. 念珠をすり、合掌してお経を唱える。
六. 納札を納める。
七. ろうそくを消す。
八. 納経帳にご朱印をいただく。
九. 山門に合掌し、一礼する。