福江島に点在する教会群をめぐる教会巡礼の旅

福江島に点在する教会群をめぐる教会巡礼の旅-1

今に伝わる祈りの聖地へ

200年以上もの間、厳しい弾圧に耐えながらも信仰を貫いた潜伏キリシタンの里、五島。その歴史を知り、今もなお生き続ける祈りの心にふれる旅へ。ただし教会はあくまでも祈りの場。ミサなどが行われている場合は拝観を控えよう。

  • 所要時間:日帰り
  • 交通手段:船・車

START

福江港ターミナル

旅のはじまり
福江港ターミナル-1

◆福江港へのアクセス

・長崎港よりジェットフォイルで約1時間25分
・長崎港よりフェリーで約3時間10分
九州商船
 
・博多港よりフェリー太古で約8時間30分
野母商船
五島つばき空港(福江空港)からバスも有り。
 
~ターミナル内ご利用のみなさまへ~ 
・コインロッカーあり  
・有料駐車場あり
・飲食店、お土産店あり

  • 住所 〒853-0015 長崎県五島市東浜町2-3-1
    電話番号 0959-72-2963(五島市観光協会)
    営業時間 7:00~20:00頃(最終便到着まで)
    休日 なし(ただし、2階レストランは火曜日休み)
  • 詳細ページへ
住所 〒853-0015 長崎県五島市東浜町2-3-1
電話番号 0959-72-2963(五島市観光協会)
営業時間 7:00~20:00頃(最終便到着まで)
休日 なし(ただし、2階レストランは火曜日休み)

車で約50分

井持浦教会とルルド

五島の信徒に呼びかけ、島内の石を集め作られた日本初のルルド
井持浦教会とルルド-1

かつて、大村藩からの移住キリシタンが潜伏し、五島藩が塩造りの竈場で働せたという地区です。
1897年建立のレンガ造教会が台風で倒壊し、1988年にコンクリート造の現教会となりました。
当時の五島列島司牧の責任者ペルー神父は、1891年、バチカンにこのルルドの洞窟が再現されたと聞き、五島の信徒に呼びかけて島内の奇岩・珍石を集め、1899年、日本で最初のルルドを作りました。この霊水を飲むと病が治ると言われ、日本全国の信者の聖地となっています。

住所 〒853-0411 長崎県五島市玉之浦町玉之浦1243番地

車で約40分

貝津教会

夕日に照らされるステンドグラスが美しい
貝津教会-1

民家が建ち並ぶ一角にひっそりと佇む1924年建築、1962年増改築の素朴な木造づくり。堂内は地元の人の手づくりだというステンドグラスが華やかに彩る。最も美しいのは西日が差し込む夕暮れ時。光の差し込み方で表情を刻一刻と変える美しい光のシャワーと化す。

住所 〒853-0604 長崎県五島市三井楽町貝津郷458
休日 特になし

車で約15分

渕ノ元カトリック墓碑群

東シナ海に面した草原の一角に十字架の墓標やマリア様の像が立ち並ぶカトリック墓地
渕ノ元カトリック墓碑群-1

寛政年間の五島藩政策による開拓農民の移住よりも早く1776年7月27日、三井楽村淵の元に、外海の農民14家族78人が居着きを願いでて移住してきています。
マリア様や墓標を背にオレンジ色に染まる落陽は神秘的で美しい光景であり、墓地の先には遣唐使船が通った東シナ海が広がり、嵯峨島が浮かびます。

住所 〒853-0609 長崎県五島市三井楽町渕ノ元
電話番号 0959-84-3162(三井楽支所)

車で約5分

三井楽教会

貝殻や陶器で描かれた壁画がモダンな教会
三井楽教会-1

創建は1880年。1971年に改築された現在の聖堂は貝殻や陶器などで造られたモザイク模様の壁画が印象的。キリストの誕生から復活までと、五島カトリックの歴史を表現した堂内のステンドグラスも見応えがある。キリシタン弾圧の歴史を伝える資料館は事前要予約。

住所 〒853-0607 長崎県五島市三井楽町岳1420

車で約20分

水ノ浦教会

海を見下ろす丘の上に建つ純白の教会
水ノ浦教会-1

水ノ浦の信徒は、五島と大村の藩の政策による1797年の外海(大野・牧野・神ノ浦)5人の男性とその妻子の移住にはじまると伝えられています。
1880年に最初の教会が建築されましたが、老朽化にともない、奥の土手を削って広げ、1938年、鉄川与助設計施工の木造の優美な現教会に改築されました。ロマネスク、ゴシック、和風建築が混合した白亜の美しい教会で、木造教会堂としては最大の規模を誇り、青空に尖塔がそびえる光景は絵になる美しさです。高台にはヨハネ五島(26聖人の内の五島出身者)の像や、弾圧時代の牢跡もあります。

※現在は感染症対策の一環で堂内の拝観を中止しております。
 

住所 〒853-0701 長崎県五島市岐宿町岐宿1643-1

車で約6分

楠原牢屋跡

明治の始め、キリシタン迫害のために牢屋として使われた建物(復元)
楠原牢屋跡-1

1868(明治元)年末、久賀島からはじまった「五島崩れ」はクリスマスの日に水ノ浦におよび、まもなく楠原のキリシタンも取り調べをうけて、仮牢となった帳方(キリシタン組織の最高責任者)・狩浦喜代助宅に投獄された後、水ノ浦の牢に移されました。
牢屋となった屋敷の材木は、1954(昭和29)年、水ノ浦修道院楠原分院の1階に使用され、1995(平成7)年に解体、翌年、牢屋跡横に残された材木で、牢屋が縮小復元されました。
敷地内には、1971(昭和46)年、「信仰の自由100周年記念祭」の時に立てられた記念碑「祈りの像」があります。
 

住所 長崎県五島市岐宿町東楠原

車で約1分

楠原教会

リブ・ヴォールト天井で、レンガ造りのゴシック様式。下五島に現存する教会としては、堂崎教会に次ぐ2番目に古い教会
楠原教会-1

楠原地区は、1797年の五島藩要請で、六方の浜から上陸した第1陣の外海キリシタンが移住し、開墾した地域です。
仏教徒を装っていたときは穏やかな暮らしでしたが、久賀島から始まった五島崩れは、楠原にもおよび、信者が捕らえられました。
禁教の高札がおろされたのちの、1912年、ようやく現在のレンガ造の教会が建ちました。
その後年月の経過と共に楠原教会は徐々に傷みが出始め、その都度部分的な補修が行われていましたが、昭和43年には祭壇部分を含め大がかりな増築、補修工事が行われ現在に至っています。

住所 〒853-0703 長崎県五島市岐宿町楠原736番地3
営業時間 8:00~17:00
休日 特になし

車で約30分

堂崎教会

五島カトリックのシンボル的存在
堂崎教会-1

静かな奥浦湾に建つ堂崎教会。1880年、禁教令解除後に五島最初の教会として設立され、キリシタン復活の象徴ともいえる存在。赤煉瓦造りのゴシック様式をもつ現在の建物は1908年に建てたもの。堂内は五島キリシタンの資料館にもなっている。

  • 住所 〒853-0053 長崎県五島市奥浦町堂崎2019
    電話番号 0959-73-0705
    営業時間 ・11月11日~3月20日
     9:00~16:00
    ・3月21日~11月10日
     9:00~17:00

    (夏休みは18:00まで)
    休日 12月30日~1月3日
  • 詳細ページへ
住所 〒853-0053 長崎県五島市奥浦町堂崎2019
電話番号 0959-73-0705
営業時間 ・11月11日~3月20日
 9:00~16:00
・3月21日~11月10日
 9:00~17:00

(夏休みは18:00まで)
休日 12月30日~1月3日

五島グルメもお忘れなく

五島グルメもお忘れなく-1

五島市では、海の幸、山の幸がたくさん。
新鮮な魚介類はもちろん、五島牛、五島豚、五島地鶏など豊かな自然の中で育まれた五島の食材をご堪能ください。
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