大瀬崎断崖(オオセザキダンガイ)
荒削りした彫刻のような断崖が、高さ150メートル長さ延々20キロメートルにも及ぶ。
玉之浦町の外海に面した海岸線は、南の大宝崎から島山島の黒瀬崎まで、20キロメートルに及ぶ豪壮な海触断崖を連ねて、荒々しい景観を展開させるのが大きな特徴である。
淡褐色の砂岩と黒色の泥岩が交互に重なった地層は、大瀬崎に打ち寄せる怒涛の波によって削りとられて大断崖となり、地殻変動の巨大な力によって斜めに傾いたり、バッサリ断ち切られた断層を随所に見せながら、所によっては高さ150メートルを超える断崖絶壁となって延々と連なる大パノラマは、貴重な海触地形の学術的資料でもある。
断崖遊覧船有り。
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長崎県五島市 周辺
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