【実釣検証】釣りの聖地・五島-1

【実釣検証】釣りの聖地・五島

◆エサを使わずに爆釣!釣りの聖地・五島の堤防でルアーを投げ倒した結果◆

国内屈指の魚影の濃さを誇り、日本全国からアングラー(釣り客)が訪れる釣りの聖地・五島。磯釣りや船釣りだけではなく、手軽な堤防釣りでも驚くほどのポテンシャルを体感できる。今回は秋のハイシーズンに、堤防のみでどれほどの釣果を出せるのかを検証してきた。

特集INDEX

秋といえばショアジギング!

時間帯に関係なく青物が狙える
堤防からのショアジギングがもっとも盛り上がる季節がやってきた。五島は秋になるとブリやカンパチ、カツオといった多種多様な青物が回遊してくる。運が良ければ、堤防からマグロが釣れることもあるというのだから驚きだ。

朝マズメは高活性①

朝マズメとは、夜明けから日の出までの前後1時間程度の時間帯を表す釣り用語
朝マズメを迎え、メタルジグで海底付近を探ってみるとカンパチの若魚がヒットした。強烈な引きを見せたためかなりの良型かと思いきや、ひとつのメタルジグにダブルヒットするという嬉しいハプニングが発生。これこそ五島のポテンシャルの高さを象徴するかのような光景といえるだろう。
※メタルジグとは、鉛やタングステン等の金属でできたルアー

朝マズメは高活性②

カンパチ、カスミアジ、ロウニンアジ、ギンガメアジが狙い
続いて中層を探ると、カスミアジの幼魚が登場。五島ではこの他にもロウニンアジやギンガメアジなど、多種類のヒラアジ(メッキ)が回遊している。年間を通じて水温が高いポイントでは、60cmを超える大型も潜んでいるという。

日中でも青物が釣れる

一般的な釣り場では、朝マズメを過ぎてしまうと青物を釣るのは難しくなる一方だ。しかし青物の魚影が濃い五島では、日が昇ってからも関係なくチャンスが訪れる。堤防に小魚の群れが回遊してくると、真っ昼間にも関わらずサワラの若魚であるサゴシが姿を見せた。

シーバスロッドをへし曲げる良型も

シーバスロッドは、初心者のニーズにピッタリあっている釣り竿
潮が動き出したタイミングでは、この日一番のアタリが到来。フィッシングと同時に硬めのシーバスロッドが深々と弧を描く。 ※シーバスロッド(シーバス用の釣り具)は、海釣りを始めたい・サビキなどのエサ釣りもしたいけれど、ルアー釣りもやってみたい、そんな方にピッタリ

五島の波止場のポテンシャル

強烈なファイトを見せて上がってきたのは、50cmオーバーのカンパチ。カンパチは青物の中でもトップクラスに引きが強い魚であり、サイズからは信じられないほどのパワーファイトで楽しませてくれる。釣行日はこの他にもヒラマサのバラシなどもあり、五島の高いポテンシャルを存分に実感した。

不意の大物に注意!ライトルアーを使った五目釣りに挑戦

ライトルアーフィッシングは、通常のルアーフィッシングよりも小さな道具を使った初心者向けの釣り方
旅行がてらに軽く楽しみたい方は、ライトルアーを使った五目釣りがおすすめだ。対象魚はロックフィッシュや小型回遊魚など、常に何が釣れるかわからない楽しさがある。

海底には魚がいっぱい①

波止場の魚影が濃い
堤防に着くなり足元にワームを落とすと、元気なオオモンハタが姿を見せてくれた。五島はロックフィッシュを狙うアングラー(釣り客)が少なく、磯に入らなくても非常に魚影が濃い。また近年では生息するハタ類の種類が増えており、南方系の珍しい魚と出会える可能性もある。

海底には魚がいっぱい②

小型メタルジグでダブルヒット!
お次は小型メタルジグをキャストすると、カサゴとイトフエフキが同時にヒット。このような珍しい釣れ方が体験できるのも、魚影が濃い五島ならではだろう。 ※キャスト・・・仕掛けやルアーなどを投げ込むこと

珍しい魚も登場

ミノカサゴ登場!
続いては珍客のミノカサゴが登場。とても美しい魚であるが、トゲに毒があるので扱いには注意が必要だ。このようになかなか出会えない魚との出会いも、豊かな資源を誇る五島の魅力のひとつといえる。

不意の大物に注意①

カンパチGet
ライトルアーでは30cm程度までの魚が釣れることが多いが、ときには予期せぬ大物がヒットすることもある。ワームをキャストして探っていると、ショアジギングに引き続き50cmオーバーのカンパチがヒット。ライトタックルを使用していたため、非常にスリリングなやりとりを楽しめた。 ※ライトタックルは、簡単で軽微なルアー釣りのセッティング

不意の大物に注意②

またまたカンパチGet
ポイントを移動すると、足元のカケアガリでまたしてもカンパチがヒット。この他にもライトタックルでは太刀打ちできず、姿を見る前にバラしてしまったシーンが何度かあった。旅行がてらに手軽な釣りを楽しむつもりが、五島ではこのような不意の大物が掛かってしまうことがたびたびある。

五島は夜釣りも面白い!

アジングとエギングにチャレンジ
日中はカンパチを中心に驚くほどの好釣果を得たが、五島は日が沈んでからの釣りも面白い。ショアジギングとライトルアーゲームを楽しんだあとは、アジングとエギングにチャレンジしてみた。 ※アジングは、アジをルアーで釣る事 ※エギングは、イカをルアーで釣る事

アジングが面白い①

五島のフィールド
五島周辺は全国屈指のアジの水揚げ量を誇る海域ということもあり、アジングを楽しむにはもってこいのフィールドだ。思わぬ良型や巨大魚が掛かる可能性があるため、アジングロッドではやや硬めのL〜MLクラスのロッドが望ましい。ジグヘッド単体でも釣れるが、大型を専門に狙うのであれば遠投ができるリグを準備するといいだろう。

アジングが面白い②

アジの居場所を探せ
また五島にはアジが集まりやすい常夜灯のある堤防が数多く存在している。回遊待ちをするだけではなく、積極的にランガンをしてアジの居場所を探せることも大きな強みだ。 ※ランガンは、テンポよくポイント場所を移動し、餌を投げいることを繰り返すこと

アジングが面白い③

いつでも手軽にできるアジング
この日は強風で苦戦を強いられたが、ボトム付近を丁寧に探って25cmのアジをキャッチ。尺アジクラスであれば一年中狙えるばかりか、秋から冬にかけては50cmを超えるギガアジまで接岸する。冬のシーズンには、五島市内の各所で良型の数釣りが楽しめるだろう。

魚の王様・マダイも狙える

アジングのワームで海底付近を狙っていると、小型のマダイが登場。水深の深いポイントでは、60cmを超えるような良型のマダイもたびたび上がっている。とくに夜間は堤防付近に接岸してくることが多いため、専門に狙ってみるのも面白い。

エギングが面白い①

五島のアオリイカ
五島はアオリイカの魚影が桁違いの濃さであり、初心者でもかんたんに釣れてしまう。しかし秋はイカの天敵である青物が多く、警戒してエギを抱いてこないことがよくある。もちろん日中にも狙えるが、青物の回遊が少ない夜釣りのほうが安定した釣果を得られるだろう。

エギングが面白い②

アオリイカは常夜灯に集まる
常夜灯の下には、エサとなる小魚を求めて定期的にアオリイカが回遊してくる。このようなイカは目の前にエギを落とすだけで釣れてしまう。他の魚種を狙う際にも、エギをボックスに忍ばせておけばラッキーな場面に出くわすかもしれない。

エギングが面白い③

アオリイカのハイシーズン
初秋はまだアオリイカのサイズが小さく、ハイシーズンは11~1月となる。釣行当日はまだシーズン前であったが、市内の堤防各所でアオリイカの新仔を多数確認できた。ハイシーズンには、サイズアップしたアオリイカの数釣りが楽しめるだろう。

釣り客専用レンタカー情報&釣り具レンタル情報

今回、五島市内各地の波止場を移動しながら実釣取材を行いましたが、移動する際に大変便利な釣り客専用レンタカーを紹介します。
アングラー(釣り客)にやさしいようそが充実の釣り具レンタル情報もこちらをご覧ください!

波止場でルアーフィッシング【五島編】☆彡

五島の波止場は、ルアーフィッシングがお勧め!

ショアジギング

必要な道具
【ロッド】ショアジギング専用ロッド、シーバスロッド、エギングロッドなど
【リール】スピニングリール2500〜6000番
【ライン】PEライン0.8号〜1.5号
【ショックリーダー】フロロカーボン4号〜8号
【ルアー】メタルジグ 20〜40g

【基本の釣り方】
①メタルジグをキャストし、海底に到達するまで沈める。
②メタルジグが海底に到達したら、ロッドを大きく動かして魚を誘う。
5〜15回ほど連続で動かしたら、リールからラインを出して再びメタルジグを着底させる。
※ロッドを動かすのが苦手な方は、リールを高速で巻くだけでも良い。
③これらの動作の途中に魚のアタリがあったら、大きく竿をあおって針に掛ける(アワセ)。
④メタルジグが足元に来るまで繰り返したら、一度回収して再びキャストし直す。

【なぶら(フィッシュイーターの群れ)が出ているとき】
①群れに直撃しないよう、海面がざわついている少し奥に向かってメタルジグをキャストする。
②着水と同時に高速でリールを巻く。
③②でアタリがなかった場合、次は着水後1〜5秒ほど沈めて高速で巻いてみる。
④アタリがあったら、大きく竿をあおって針に掛ける(アワセ)。

【釣れる魚】
ブリ、ヒラマサ、カンパチ、サワラ、シイラ、メッキ、ハタ、カサゴ、マダイ

【おすすめポイント】
福江港下大津町周辺、荒川港、大宝港
ライトルアー

必要な道具
【ロッド】エギングロッド、アジングロッドなど
【リール】スピニングリール2000〜3000番
【ライン】PEライン0.4号〜1号
【ショックリーダー】フロロカーボン2号〜3号
【ルアー】ジグヘッド+ワーム5〜20g、メタルジグ5〜20g

【釣り方】
①ルアーをキャストし、海底に到達するまで沈める。
②ルアーが海底に到達したらすぐに小刻みに3〜5回動かす。(トウィッチ)。
③ロッドを小刻みに動かしたあとは、ラインを張った状態でルアーが沈むのを待つ。
④ルアーを沈めている最中にコツンという反応を感じたら、竿を軽くあおって針に掛ける(アワセ)。
⑤②、③の動作をくり返し、ルアーが足元に来るまでアタリがなかったら一度回収して再びキャストし直す。

【釣れる魚】
アジ、カサゴ、ハタ、マダイ、クロダイ、フエフキダイ、カンパチ、サワラ、カマス、メッキなど

【おすすめポイント】
増田漁港、大宝港、高崎漁港
アジング

必要な道具
【ロッド】アジングロッド
【リール】スピニングリール2000〜2500番
【ライン】PEライン0.2号〜0.6号
【ショックリーダー】フロロカーボン1号〜1.5号
【ルアー】ジグヘッド1〜3g+ワームまたはメタルジグ3〜10g

【釣り方】
①ルアーをキャストし、着水したら秒数を数えながら任意の層まで沈める。まず10秒からスタートし、その後アタリがなければ15秒、20秒といった具合で別の層を探ってみよう。
②ルアーが任意の層に到達したら、ロッドを立てた状態で細かく2〜3回動かす(トウィッチ)。
③弛んだラインを巻き取り、ラインを張った状態でルアーが沈むのを待つ。
④ルアーを沈めている最中にコツンという反応を感じたら、竿を軽くあおって針に掛ける(アワセ)。
⑤②、③の動作を繰り返し、ルアーが足元に来るまでアタリがなかったら、一度回収して再びキャストし直す。

【釣れる魚】
アジ

【おすすめポイント】
戸岐港、奥浦港、福江港新港町
エギング

必要な道具
【ロッド】エギングロッド
【リール】スピニングリール2500〜3000番
【ライン】PEライン0.6号〜1号
【ショックリーダー】フロロカーボン2号〜3号
【ルアー】エギ 3.5号

釣り方
【基本の釣り方】
①エギをキャストし、海底に到達するまで沈める。
※着底した感覚がわからない方は、着水してから30〜60秒待ってみよう。
②エギが海底に到達したら、ロッドを大きく動かしてイカを誘う(シャクリ)。2〜5回ほど連続して動かしてみよう。
③大きく動かしたあとは、リールからラインを出して再びエギを着底させる。
④エギを沈めている最中にロッドの先やラインの動きに違和感を感じたら、大きく竿をあおって針に掛ける(アワセ)。
⑤②、③の動作をくり返し、エギが足元に来るまでアタリがなかったら、一度回収して再びキャストし直す。

【釣れる魚】
アオリイカ、コウイカ、ケンサキイカ

【おすすめポイント】
戸楽港、樫浦港、富江新港

マナーを守って楽しもう

五島は豊かな自然の他に、地元の方が温かいことも大きな魅力のひとつだ。寛大な地元の方たちのおかげで、釣り人にとって最高の環境が保たれていることを忘れないでほしい。釣り場での挨拶やゴミ拾いなどを積極的に行い、マナーを守って気持ちよく釣りを楽しもう。

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