空海ゆかりの島 『五島』
五島八十八ヶ所霊場めぐり(ゴトウハチジュウハチカショレイジョウメグリ)
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五島家代々の祈願所で、重要文化財に相当する逸品もあります。
明星院は、五島家代々の祈願所で、現在の本堂は第28代盛運公が安永七年(1778年)に建立したものです。五島においては真言宗の本山であり、寺としては五島最古の歴史を持っています。
本堂格子天井の花鳥の絵は異国の花鳥と思われる絵が多く、狩野永徳の高弟大坪玄能筆と伝えられています。
弘法大師が唐からの帰途参籠された院内には、鎌倉室町時代の仏像仏具が多く、中には重要文化財に相当する逸品もあります。
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藩主側室や複数の上級家臣の墓所のあるお寺です。
五島市役所の北側に位置する宗念寺は、寛永11年(1634年)、22代五島盛利の実母である芳春尼が没し、その菩堤寺として開基されたといわれています。
伊能忠敬の片腕であった坂部貞兵衛、藩絵師大坪玄能、白浜徴などの墓所もあります。
弘法大師・空海が帰朝の途、大宝の浜に上陸し暫くここに滞在したことから「西の高野山」と呼ばれている。
大宝元年(701年)震旦の国(現在の中国)より三論宗の祖師、道融和尚が来朝し弥勒山観音院大宝寺を開創する。また、第41代持統天皇の勅願寺でもある。
その後大同元年(806年)、空海が帰朝の途、この地に滞在し大宝寺において本邦初めての真言密教の講莚を行い、三論宗を真言宗に改宗する。
室町時代の涅槃図、我が国最古の大般若経、凡鐘(県文化財)、日本三大秘仏の聖観音像、左甚五郎作と伝えられる猿の彫刻がある。