坂部貞兵衛墓所(宗念寺内)(サカベサダベエボショ)
伊能忠敬の右腕坂部貞兵衛の墓所
坂部貞兵衛は、文化2年(1805)の第5次測量調査から伊能忠敬に随行しました。測量だけではなく、測量結果の整理にも携わり、忠敬を全面的にサポートしました。
文化8年から行われた第8次測量調査で貞兵衛は分隊の隊長として忠敬と別れて測量を行いました。
文化10年(1813)に五島の西海岸部の測量を行っていたところ、チフスにかかり、このことを知った忠敬は測量調査を中止し、貞兵衛のもとを訪れますが駆けつけた忠敬に看取られ43歳の生涯を閉じました。
貞兵衛の死後、五島測量に参加していた隊員を全員集め、福江の宗念寺で葬儀を行いました。五島藩は五島藩家臣の貞方家の墓所に貞兵衛を手厚く葬りました。
また五島の測量を始めた地点であるとされる現在の東公園にはその記念碑も建てられています。
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