五島市への移住の傾向
このページでは、五島列島五島市の移住の傾向をまとめました。 移住者数の推移や移住者の年代、UターンIターンの割合などをお伝えします。移住を検討中の皆様、ぜひご参考ください。
目次
どれぐらいの人が移住しているの?
直近5年間で1,000人以上移住しています。
2018年度(令和30年度)から6年連続で年間の移住者数が200人を超えています。
■移住者数の推移:2015年度~2023年度(平成27年度~令和5年度)

何歳ぐらいの人が移住しているの?
全体の約70%が30代までの若者世代です。
最近は、家族連れや出産予定のご夫婦で移住される方が増えています。
■移住者の年代:2019年度~2023年度(令和元年度~令和5年度)

UターンとIターンはどれぐらいいるの?
2023年度(令和5年度)は、Uターンが49%、Iターンが51%でした。
最近は里帰り出産などを機に、五島市へUターンするご家族が増えています。
■UターンIターンの割合:2023年度(令和5年度)

移住者はどこから来ている?
約半数が九州・沖縄から、約4分の1が関東から来られています。そして近畿、東海、北海道・東北と続きます。
海外から移住する方もいます。
最近は、沖縄や五島列島以外の島にお住まいの方からの移住相談が増えています。
■移住者の前居住地:2019年度~2023年度(令和元年度~令和5年度)

移住者はどれぐらい住み続けているの?
2019年度~2023年度(令和元年度~令和5年度)の過去5年間の定着率は約81.6%です。
注:定着者数961人を移住者1,177人で除した割合
移住者はどんな仕事をしているの?
2023年度(令和5年度)の移住者272人のうち、18歳以上は218人。その中で就業先を把握している66人の就業状況をまとめました。
■移住者の就業状況:2023年度(令和5年度)

移住者は起業する人が多いイメージがありますが、起業者を含む個人事業主は10%しかいません。ほとんどの方は島の企業に就職しています。中でも、飲食業、サービス業、観光業、医療・福祉系の仕事に就く方が多いです。2023年度(令和5年度)は、「せっかく田舎に住むから農業や漁業に関わりたい」と希望される方が多く、一次産業の就業率が高くなっています。
移住後に前職のスキルを活かした職業に就く方もいますが、移住を機にこれまでとは全く異なる職種に就く方も大勢います。(たとえば農業や漁業など離島ならではの職業など)
また、副業を認める事業所があるので、ひとつの仕事にとらわれず、自身のスキルが活かせる仕事や、やってみたい仕事に副業として挑戦している方も増えています。