移住までのステップ

こちらでは先輩移住者の実体験を元に、移住までの流れを五島市のイメージキャラクター「つばきねこ」と一緒にご案内。

移住者の多くはおよそ移住スタートの1年前から動き出しており、スムーズに移住するのためには計画的な準備が必須。まずは移住までのステップをこちらでシュミレーションしてみましょう。

五島市に限らず地方移住に興味がある方もぜひご参考ください。

後半では、移住後の生活をイメージしやすいよう、動画もご用意。五島暮らしのさまざまなシーンをどうぞご覧ください!

移住までのステップ

STEP1 移住の目的を考える

「どこかに移住したい」と考えている方は、今の環境を変えたいと思っている場合がほとんど。その理由は十人十色です。

まずは、自分自身がなぜ移住したいと思ったのか、どんな場所で、どんな暮らしがしたいのかを考えましょう。


●ワンポイントアドバイス

夫婦や家族で移住する場合は、ここでしっかりと話し合うことが大切です。みんなで同じ目的を持つことが、楽しい移住生活につながります。

STEP2 移住先の条件をリストアップする

「一軒家」「ご近所付き合いのある環境」「保育園や学校が近いところ」など、移住後の暮らしを想像しながら条件をリストアップしてみましょう。家探しや仕事探しの基準になります。


●ワンポイントアドバイス

すべての条件がぴったりと合うことはなかなか難しいもの。妥協が必要なポイントが出てくることを念頭に置いておきましょう。

STEP3 五島市の情報収集をする

自分が思い描く暮らしを想像しながら、移住したい地域について調べましょう。

ここで注意したいのは、ネットの情報には限りがあり、書かれている内容も人によって受け取り方が異なります。移住専門の窓口現地で暮らす移住支援員に相談してみましょう。


●五島市移住に関するイベント

五島市では、移住希望者の情報収集をサポートするため、セミナーや出張相談などの各種イベントを開催しています。


●【毎月開催】オンライン移住相談

個別相談を希望される場合は、オンライン移住相談がおすすめです。

STEP4 移住の計画を立てる

いつ移住したいのか、または移住できるのか計画を立ててみましょう。

頭で考えるだけでなく、スケジュールを書き出して見える化させることが大切です。

移住時期をスタートに、引越しの時期、今の勤務先を退職する時期、現地への下見旅行とどんどん逆算してやるべきことを書き出すだけでも考えがすっきりまとまっていきます。

移住に特に決まった期限がなければ、今から1年後に移住する計画で書いてみましょう。


●ワンポイントアドバイス

すぐに移住したい!という思いがあっても、スムーズに移住するには時間に余裕を持つことが大切です。

STEP5 五島市を下見する

下見をせずに移住するのはリスクも高く、家探しにおいてもなかなか上手くいかないもの。

ネットやテレビの情報だけに頼らず、必ず現地の雰囲気を自身の目で見て、肌で感じることが大切です。

現地に訪れた際は、宿泊先やレンタカーショップ、飲食店など、地元のスタッフとお話してみると思わぬ情報が得られることもあります。


下見にあたって気を付けたいのは、観光で終わらせないこと。

今後に移住に向けて進めるにあたって、移住前に知り合った人は貴重な存在となります。できるだけコミュニケーションを築けるように積極的に行動しましょう。

お店の方に話を聞きたい、相談したい場合はできれば事前にアポイントを取りましょう。


●ワンポイントアドバイス

福江島をじっくり見るなら2泊3日がおすすめ。奈留島など二次離島へ訪れる場合はプラス1日しましょう。

お店で働くスタッフに声をかける場合は、仕事の負担にならない程度に済ませましょう。また、話を聞くだけではなく、飲食店では食事をしましょう。

●移住下見の来訪計画には、公式観光サイト「五島の島たび」もご活用ください。

STEP6 物件情報を見る

現地を見て「やっぱり五島に住みたい」と思ったら、次は物件探しです。

もちろん仕事探しも大切ですが、「仕事は決まっているのに家が見つからない」という状況になっては大変です。五島市に移住するなら、まずは物件を探しましょう

“田舎は空き家がたくさんある”と思いがちですが、“住める空き家”を探すことに多くの人が苦労しているのが現実ですし、家探しのために何度か来島する方もいます。

五島市の物件情報は、空き家バンク不動産会社からチェックし、気になる物件があったらすぐに連絡しましょう。


●ワンポイントアドバイス

移住相談と現地の下見を済ませた方は、仕事や住まいを探すのに便利な短期滞在住宅を早めに予約することをおすすめします。

STEP7 求人情報を見る

入居物件の目途が立ったら仕事探しです。

五島市の求人情報はハローワークが主流。ハローワークの求人は全国からネットで閲覧可能なので、どんな求人が出ているのかチェックしましょう。

ただし、ハローワークに出ている求人が全てではなく、五島市では店先の貼り紙や口コミによる求人も多いです。とくに口コミで仕事を見つけた方は大勢いますので、短期滞在住宅で暮らしながら、現地で求職活動をするのもおすすめです。


●ワンポイントアドバイス

早く就職先を決めたい気持ちを少し抑えて、ここは時間をかけて情報収集しましょう。焦って給与の高い職場に就職しても、職場との相性が合わずに数週間で退職することになったら大変。じっくり探す余裕を持つことで、より良い求人に出会えるかもしれません。

STEP8 移住の手続きをする

移住の時期が決まり、今の生活に区切りをつけるとき。

現在の仕事先への退職の連絡や引越し準備、お子さんがいる場合は新しい暮らしに向けて一歩ずつ進めていきましょう。

引越しの際、車を持ち込む場合は早めにフェリーの予約をしましょう。


●ワンポイントアドバイス

数々の手続きで疲れたときは、「どうして移住したいのか」を思い返してみましょう。いつの間にか、「移住すること」が移住のゴールになっていることがあります。

あらためて「移住後の暮らし」を想像して、あとひと踏ん張りしましょう。


●住まいの補助金

引越し費用や住居を取得・賃借する費用などの支援を希望される方はこちらも合わせてご確認ください。(ご利用には条件があります。)

●引越しの主な手続き

引越しに伴い、多くの手続きが必要となりますので、全体的な内容はこちらからご確認ください。

新婚さん、子育て世代は必見! 五島市は子育てを手厚くサポートします

五島市への移住者は過半数が30代までの若者世代です。子育て環境や市の子育て支援など、さっそくチェックしてみましょう。

新婚さん、子育て世代は必見!
五島市は子育てを手厚くサポートします

STEP9 五島市で暮らす

いよいよ移住のとき。

引越しを済ませたら、ご近所や地域の町内会に挨拶に行きましょう。ゴミの出し方や町内会の集まりなど、地域のルールや地元の行事について教えてもらい、少しずつ地域の人との繋がりを作っていきましょう。


●ワンポイントアドバイス

ご近所さんに会ったときは自分から進んで挨拶しましょう。立ち話から思わぬ暮らしの豆知識を得られるかもしれません。

動画で見よう!五島市の島暮らし

①出演者は、全員移住者(Iターン)です。移住の先輩たちが島での暮らしを楽しむ様子をご覧ください。



②福岡県から移住したファミリーのとある日常。家族で暮らす離島生活をご覧ください。

移住のために必要なこと

五島市への移住に前向きな皆様、最後に現実的に必須の準備事項を2点お知らせします。五島ぐらしへ向けて計画的に準備を進めましょう。


① 資金を貯める

移住には、引越し費用、初期費用、生活費など、さまざまな費用がかかります。事前にしっかりと資金計画を立て、余裕を持った資金を用意しておきましょう。


② 運転免許を取る

五島市では、車があると生活が格段に便利になります。

公共交通機関は限られていますので、車がないと移動が不便な場合があります。もし、運転免許をお持ちでない方は、移住前に取得することをおすすめします。カーシェアリングも利用できますが、利用できるエリアや時間帯が限られる場合があるため、車を持っている方がより快適に生活できます。


五島市での生活をスムーズにスタートさせるために、これらの準備を忘れずに!

聞かせて!五島ぐらし
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