五島列島(下五島エリア)ジオパーク「鐙瀬(あぶんぜ)ビジターセンター」取材レポ!島の成り立ちを学ぼう
2022年1月、日本ジオパークに認定された 「五島列島(下五島エリア)ジオパーク」鐙瀬ビジターセンターは、五島列島の誕生・自然・歴史文化を楽しく学べるジオパークと西海国立公園の拠点施設として2023年4月30日にリニューアルオープンしました。
今回はリニューアルしたビジターセンターと周辺のスポットをご紹介いたします。
特集INDEX
ジオミュージアム(常設展示)
CG映像で五島列島の成り立ちがわかりやすく学べるシアターや幅4.6mのジオラマでのプロジェクションマッピングでは五島列島の様々な情報を知ることができます。また「五島の大地」「五島の動植物」「五島の文化・歴史・暮らし」と3つのコーナーに分かれていて、実際に五島で噴火した溶岩石の展示や五島の各海岸の特徴ある砂が一目でわかりやすく展示されているのが特徴。
断層やプレートの模型なども子ども目線に展示されていて実際に触れて学ぶことができますよ。
ジオリンク
五島を中心とした地図が床面にあり、大陸との歴史的なつながりや距離などが地図上で確認できます。
ジオファクトリー(体験コーナー)
自然の素材使った工作教室など各種体験ができ、標本の展示やデジタル顕微鏡も設置されていて実際に使用することができます。
※ストーンペイント・ウッドバーニングなど各体験メニュー(有料/300円)
ビューラウンジ (地域交流施設)
今回のリニューアルで新設されたのがビューラウンジ。名称の通り大きな窓からは、鬼岳や鐙瀬溶岩海岸に広がる海を見ることができます。
持ち込みで飲食も可能、Wi-Fiも完備されているのでワーケーションにもおすすめです。
ラウンジ内にはジオパークの活動に利用できる地域活動室もあります(要予約)。
コミュニケーションホール(案内版)
五島市のジオの見どころが紹介されているサイトマップのほか、日本全国のジオパークの紹介など。みんなで作ろう案内板には五島のリアルな情報がスタッフの手書きで紹介されていて、なんだかほっこりする案内版です。
周辺を散策してみよう!
鐙瀬溶岩海岸遊歩道
西海国立公園でもある全長約700mの遊歩道では、自然をできるだけ残す形で整備されていて貴重な植物を見ることができます。また、展望所からは黒島や黄島、赤島などの島々や福江島のシンボル鬼岳が望めます。
鐙瀬溶岩海岸
約5万年前噴火した鬼岳から流れでた溶岩が冷えて固まりできた約7㎞続く海岸は、黒くごつごつとした岩が特徴です。
ジオガイドさんと鐙瀬溶岩海岸を散策してみましょう
【あぶんぜ海岸散策ツアー】
開催日:毎週土日/1日3回(10:00・13:00・15:00)
参加費:一人500円
所用時間:50分
※当日申込(事前予約可)
今回のご紹介スポット
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ライター紹介
“旅したくなる五島”をお届けします!
両親の故郷五島岐宿町、魚津ケ崎公園の立小島の風景に魅了され『絶景カフェ&ランチ 花笑みきくや』をはじめました。 美しい広大な海、豊かな自然に囲まれた宝の島五島には見どころ、食べどころ、遊びどころ、学びどころ、いろんな“ところ”がまだたくさんあります。 ワクワク♪ウキウキ旅したくなる五島の魅力をお伝えします。