故郷に帰って開いた、五島を味わうイタリアンレストラン
- 柳野 逹治さん
2017年にUターンし、イタリアンレストラン「島食Gino」をオープンした柳野さんからお話を伺いました。
移住希望者へのメッセージ
- 柳野さん
- 五島市は、食べ物がおいしく、空気もよく、都会のようなギスギスした雰囲気もなく住みやすい場所です。また、さまざまなランニングコストが安く、家賃も安いので、起業を考えている人には、低コストでやりたいことができるチャンスになると思います。できれば福江の街中よりも、郊外で景観が良く、交通の便も良い場所を狙うのがポイントです。
もし、五島市で飲食店を開業することを考えているならば、カフェよりもマニアックな料理のほうが、お客様のニーズに合うのかな。そういう専門性のあるお店は少ないから、需要があると思います。そういう場所が増えると良いですね。 













そこで、「五島で起業しよう、島の食材でイタリアンを楽しんでもらおう」と決意し、2017年7月、五島市に帰ってきました。
自然が多く子育てにはもってこいの場所ですが、習い事が長崎に比べると少ないですね。決まった休みがない分、なかなか息子と遊ぶ時間がとりにくく感じますが、家と店が近いので、何かあればすぐ面倒を見ることができる点は良いです。
私は、元々のネットワークに戻ってきただけですが、妻は知らない土地なので「カーナビをつけてほしい」と言われたことがあります。確かに、同じ景色なのでずっと住んでいる人じゃないと慣れるのは、難しいですよね。
まだ、忙しくて五島の良いところに連れていけていないので、連れていけたらと思っています。
五島市に帰ってきてからSUPボードを購入し、近所の川で楽しんでいます。
※SUP:スタンドアップパドルボード。サーフボードの上に立ち、一本のパドルで左右を交互に漕ぎ、海などの水面を進むウォータースポーツ。