コロナ禍を機に五島へUターン、故郷で親を支える日々
- 岡根 香さん
2022年に福岡県から五島市へUターンした岡根 香さんに、Uターンしたきっかけや移住後の生活の変化などについてお話を伺いました。
移住希望者へのメッセージ
- 岡根さん
- 移住相談会やLINEで気軽に質問ができるとはいえ、やはりそれだけでは知りたい情報を網羅できません。
一緒にきてくれる家族がいるならなおさら、とにかく積極的に、良い事悪い事含めて事前に多くの情報を集めてから移住することをお勧めします。
五島市は、「リゾート地ではなく生活する場所」だということを念頭に置いて、理想を思い描かずに来てもらえたらと思います。 













ですが、コロナ禍をきっかけに、心身ともに弱ってきた母の傍にいたいとの思いが強くなりました。どうせ帰るなら子どもが小さいうちにと、小学3年生の進級に合わせ、2022年の3月末に引っ越してきました。
主人は移住後すぐに就職が決まり、息子も玉之浦小学校へ元気に通っています。すぐ近くに海があるので、息子は毎日のように海に行き、人生で一番日焼けをしました。ノーメイク、エプロン姿で外に出られる暮らしは新鮮で、なんて楽なんだろうと感じます。
今後は、ずっと夢見ながらも移住しなければできなかったであろう畑やDIYをのんびりと楽しみたいと計画中です。
また引越業者探しも大変でした。やっと1業者のみ引き受けてくれましたが、離島であることと繁忙期が重なり、見積額は高額に。できるだけコンパクトにするため、多くの家財道具を処分しなければならなかったので、それもかなり大変な作業でした。
移住後すぐに自動車学校に行き始めましたが、玉之浦は学校の送迎バスが通わないため、妹や主人にお世話になりながら、毎回1日がかりで通いました。大変な2ヶ月間でしたが、免許が取れた今は、行きたいところに一人で自由に行くのがとても楽しみです。