五島の魅力に惹かれ、パティシエとして第二の挑戦
- 畑中 奈央さん
2020年に五島市へIターンした畑中奈央さんに、Iターンしたきっかけや移住後の生活の変化などについて、お話を伺いました。
移住希望者へのメッセージ
- 畑中さん
- 五島市役所の移住支援員の皆さんは、とても親身になって相談に乗ってくれるため、移住前も後も、島内の情報について知りたい方は、ぜひ五島市役所地域協働課を頼ることをおすすめします。もちろん私達夫婦もアドバイスできることがあれば協力しますので、いつでもお店にお越しください。
また、五島で楽しく過ごすためには、人脈が鍵となります。積極的にイベントに参加するなどして、年齢関係なく仲良くできる方を徐々に見つけていくと、より充実した生活を送れるかと思います。 












また、夫婦で幅広い年齢層に愛されるお店を目指していて、店内にキッズスペースを新設したり、見て楽しめるプライスや分かりやすいメニュー表をつくったりと、日々お店の改良にも努めています。
移住当初は、「1人で五島に来てしまったなぁ…」と不安になりましたが、五島に来て「お菓子屋さんで働く」という夢は実現できましたし、何より好きなことができているため、どうにかホームシックも乗り越えられました。
洋服を買う場所が少ないなど、買い物に関しては不便なこともあります。でも五島の暮らしは穏やかで、何より海がすぐそばにある生活は新鮮です。魚釣りや海遊びなど、五島らしいことはまだできていないので、今後チャレンジしたいです!
新型コロナウイルス感染症の流行もあって、福江島まで運んでくれる引越業者が見つからなかったため、宅配便で引越してきました。また、福江島では空き物件が少なく、築年数、広さともに希望通りの物件を探すまでに時間がかかりました。
引越してきた当初は、お店に来るご年配のお客様や夫の両親が話す五島弁が分からず、「五島弁は難しい」と感じていましたが、周りが積極的にコミュニケーションを取ろうとしてくれたため、すぐに周囲の方々に馴染むことができました。
しかし、夫の両親や従業員さん、顔見知りの方からも野菜や魚などの食材がもらえるため、食費は安くですみます。家賃も安いため、東京にいる頃よりは固定費がかからなくなりました。