必見!五島へ島旅する前に知ってほしい7つのポイント
長崎県五島市(五島列島)は、羽田空港から片道最短約3時間で離島ながら意外とアクセスしやすく、年間20万人を超える旅行客が訪れる人気の観光地。
非日常を味わう島旅を満喫するために来島したものの、島だからこそ「え?!」と驚くハプニングが起きることも。
今回は、東京出身の移住者が初来島したときに経験したエピソードを元に、五島旅行で気を付けてほしいポイントをお伝えします。島ならではの“あるある”を攻略し、楽しい旅にしましょう。
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チケットは争奪戦
五島市には、福岡または長崎からアクセスできます。
飛行機は、福岡空港(約40分)と長崎空港(約30分)から、船は、博多港(約8時間30分)と長崎港(最短1時間25分)からです。
いずれも便数、座席数が限られるのでスケジュールの目処が立ったら、まずは運行(運航)会社のページへアクセスして席を確保しましょう。
とくにオンシーズン(7月、8月)と年末年始は、旅行客の他に帰省客が来島するため早い段階でチケットが完売してしまうので注意が必要です。
また、毎年6月に開催される五島長崎国際トライアスロン大会「バラモンキング」では、島内の宿泊施設が不足するほど島外から参加者がやってきます。島で大きなイベントが開催されると、ホテルやレンタカーにも影響が出るので、いつどんな行事があるのか注意しておくといいでしょう。
ホテル、車も即予約
「レンタカーはもう少し日程が近くなったらでいいや。」と言って、来島時にレンタカー難民になってしまっては大変。つい後回しにしたくなっても、ホテルとレンタカーの手配は一度に済ませましょう。
また自家用車で来島する方は、フェリーの乗車予約も忘れずに。
こちらも予約をうっかり忘れていて結局来島日を変更・・・となってしまった方がいました。乗車できる船にも限りがあるので、事前によく調べてみてくださいね。
オフシーズンが狙い目
休暇を調整しやすい方は、あえて混雑時期を避けて来島することをオススメします。
7月8月のオンシーズン、年末年始、ゴールデンウィーク、シルバーウィークを避けて計画を立てると、比較的チケットは安く、座席にも余裕がある状態で予約できます。
冬の五島は、意外と寒いのですが魚が美味しい季節です。島のグルメを存分に楽しみましょう。
休暇スケジュールに余裕を
先述したように五島へのアクセスは、飛行機、または船です。
最終日、さぁ家へ帰ろう!としたところで、海上が時化たり、霧で視界不良となったり、天候によって欠航することがあります。
「明日は朝一で重役と会議なのに・・・」なんてことにならないように最終日+1日休暇を取っておくことをオススメします。
場合によっては飛行機が欠航→船に切り換えて長崎へ→長崎空港から帰るという行程にシフトできる場合もありますが、慣れない離島で急にそれらの手配をするのはなかなか難易度が高いことと思います。
最悪の自体を想定しておくことも島旅攻略法です。
最低2泊3日から
まず、五島列島・福江島へ来島するなら2泊3日からをオススメしています。
羽田空港から片道最短3時間といっても半日は移動に費やされてしまいます。1泊2日では観光地をまわり切ることも難しいでしょう。最初と最後は移動日として、最低でも中1日は確保しましょう。
おすすめなのは3泊4日。
中2日あれば、ゆっくり島を見て回ることができます。また、隣の久賀島や奈留島へ行く場合は、島1つにつきプラス1日を想定しておくといいでしょう。
現金を用意する
ここ数年でキャッシュレス対応のスーパーやコンビニが増えましたが、都会に比べるとまだまだ現金支払いが主流のお店が多いのが現状です。
とくに個人経営の飲食店では、現金支払いのみのお店が多いので、支払いに困ることがないように来島する際は現金を多めに用意しておくことをおすすめします。
営業時間に注意
現金支払いのみのお店が多いと書きましたが、同じくらい気をつけていただきたいのが飲食店の営業時間です。
五島市にある飲食店のうちチェーン店は、3店(うちピザ屋が2店)のみ。他の飲食店はすべて個人経営となります。そのため、営業時間や定休日はさまざま。
ランチ営業は、11:30頃〜14:00がとても多いです。13:00にはラストオーダーするお店もあります。
旅行で来島された方で、「14:00過ぎにランチしようと思ったら、どこも開いていなかった・・・」というランチ難民を何人も見てきました。
開いてないものは仕方がないので、その場合はコンビニやスーパーで食材を購入し、海や公園で自然を満喫しながらランチを楽しみましょう。そんなひとときも良いものです。
また、「ネットでは営業中となっていたのに、行ってみたら閉まっていた・・・」、「せっかく行ったのに満席と断られた」ということもありえます。個人経営なので、やむを得ない事情で臨時休業する場合もありますし、座席数が限られたお店が多いことも(田舎の)特徴です。
どうしても訪れたい飲食店がある場合は、予約(または、来店前に電話で問い合わせ)を強くおすすめします。
移住の下見で来島される方へ
また、旅行を兼ねて移住の下見で来島される方や、移住を検討されている方は、こちらの記事もおすすめです。五島市への移住について詳しく紹介しています。