五島へ一人旅。島民しか知らないとっておきのスポットを紹介-1

五島へ一人旅。島民しか知らないとっておきのスポットを紹介

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キンナゴアジロ

 

 福江港からほど近い住宅街の中にある一棟貸の宿「キンナゴアジロ」。

 
 こだわりがつまった建築で、室内は落ち着いた木の暖かみに包まれています。南東向き平屋作りは日当たりも良く、寝室にはゆったりとリラックスできるダブルベットが。窓から入る朝日を浴びながら鳥の囀りが聞こえてきたり...。夜になったら、宿の外で、星空を眺めながら自然を感じ大きく深呼吸しても最高!

 

 敷地内にある、木の椅子や机に座って朝のコーヒーを楽しんでも良さそう。すぐそばに戸楽漁港があるので、潮の香りを感じながら散歩するのも、旅の思い出の一つにおすすめです。

 

 まさに、日頃の忙しさなんか忘れてしまえる非日常空間!


 また、「なるべく自然のもので、肌に優しいものを」というオーナーの有美さんの心配りが伝わる設備に、安心したひとときを過ごせます。さらには、旦那さんが初級バーベキューインストラクターを取得しているので、大自然の中で味わえるBBQができるかも?
 

 

キンナゴアジロ

住所 長崎県五島市松山町390−2

電話 080-5606-9305

 

ゲストハウス五島時光

 

 福江港ターミナルから徒歩約10分。福江市内で、ゆっくり街ぶらを満喫したい!そんな方に必見なのが、橋本夫婦が営む「ゲストハウス五島時光」。


 中心街に近く、居酒屋やアーケードへ徒歩圏内。オートロックキーで、出入りが自由。門限なしだから、よりマイペースな時間を過ごせます。
 

 元々は、ロイスさん(奥さん)が台湾の方なので、台湾人と日本人の交流へつながればとの思いから始まった宿。台湾語で-時光(じこう)-「旅する人々に、心をリセットし、五島で憶える時間を大切にしてほしい」という願いが込められています。
 

 お部屋の種類も、様々。家族連れや1人旅、仕事のために長期滞在する方の宿泊だって可能。宿泊客なら、コワーキングスペースが無料で使えるのでワーケーションにも最適です。
 

 シャワー室は共用で、コインランドリー有り。広々としたキッチンは、自由に使える共有スペースで、宿泊客同士で食事を作ったり、お酒片手に談話を楽しんだりと思わぬ出会いと巡りあえるかも。


 五島時光の最大の魅力は、旅の疲れをゆっくり癒してほしいと、選びぬかれた最良のお布団。それだけで、幸せな気持ちになりそう...。リラックスして、次の日の旅も楽しめます!!


 ぜひ、五島での素敵な旅の一時に。
 

 

ゲストハウス五島時光 

住所 長崎県五島市江川町10-6

電話 0959-88-9238

 

遊び場(Bar)好き間(すきま)

武家屋敷近くの店舗より松山町へ移転した、五島のオタクカルチャーの中心といっても過言ではない「遊び場(Bar)好き間」。
アニメやゲーム好きは、ここに寄らずして帰るなんて勿体ない!
 
店内には据え置きのゲーム、アナログゲームコーナー、厳選のコミック棚、最近はダーツも入ってまさにオタク達の夢がぎっしり詰まった最高のくつろぎ空間です。
 
2023年3月で7年目に突入した「すきま」(愛称)。店長の野原さんが、熊本旅行で出会った日本酒バーのマスターからいただいた、「やり方ひとつで何とでもなる」との言葉から、好きな趣味同士集まれる場所を作りたいと決意。オタク(アニメ、ゲームなど全般)業界と福江島の、隙間を埋めたいとの想いからはじめたそうです。ぜひ、聖地巡礼の合間だったり、布教やお仲間探しに。
 
そしてもちろん、オタクじゃない方でも楽しめます!もしかすると、あなたの好きが見つかるかもしれません。ちなみに、お酒の種類も豊富だったり、軽食・丼ものも食べれたりと、楽しみ方はそれぞれ。


おすすめは、航空自衛隊福江分屯基地で食されている空自空上げ(からあげ)丼、や唐揚げカレー。「サクッ」と「ジュワッ」が奏でるハーモニーが、唐揚げ好きには堪らない!ほか、数種の丼ものがあります。

Wi-Fi完備で、コワーキングスペースとしても活用できます。仕事に疲れたら、漫画を読んだり、ゲームをしてみたりダーツ投げたり。
気づけば漫画を読み初めて何時間も経っているなんてことも…それも好き間ならではの魅力ではないでしょうか。


遊び場(Bar)好き間(すきま)

住所:長崎県五島市松山町96-9
電話:050-5876-5798

ヒロシ商店

 

 商店街のアーケード内にある創業60年の洋服店「ヒロシ商店」。店内に入ると、2代目店主の山田三智子さん(奥さん)とスタッフさんが、にこやかに迎えてくれて、まるで実家に帰った時のようなまったり感が、旅の緊張をほぐしてくれます。
 

 店先に並ぶ「五島列島」Tシャツは、五島らしさ抜群の五島弁や、有名スポットをモチーフに。素材やサイズも子供から大人用までバリエーションが豊富。選択肢が多くて迷いそう!!なんと、地元の方の愛用者も続出しているそうです。


 そんな五島列島Tシャツは、第1回のアイアンマン*の時に、立ち寄ったお客さんの一言から作り始め、今ではすっかり看板商品に。一枚一枚手作業で、丸2日かかるのだとか。文字や絵柄は、当初から岐宿町の書道家「田向 皐石さん」が担当しており、力強く大胆さが魅力です。


 「アイラブ五島」など、可愛らしいデザインは、山田さんの娘さんのアイデア。山田さんが、描かれた場所や文章の意味を教えてくれるので、まだ観光していない場所も行ってみたくなること間違いなし!


 ちなみに、私はユニークだなーと思い「美一無」(びっつんなし/可愛くない)を購入しましたー!!思わず、友達に自慢したくなる「五島列島」Tシャツ。お土産や自分用にいかがでしょうか??

 

※アイアンマンジャパントライアスロン五島・長崎:トライアスロン大会



ヒロシ商店
住所 
長崎県五島市末広町1番地12

電話 0959-72-2835

 

明星院橋(みょうじょういんばし)

 

 福江市内から、車で約7分。吉田町にある、一際目を引く赤い橋。ゆらゆらしている黄金色の稲穂と行き交うトンボをバックに佇む「明神橋」が、夕映えするおすすめスポットです。どこか神秘的な魅力があり、少しジブリ映画の様な世界観を味わえます。


 川岸の細道を散歩できるので、川のせせらぎをBGMに、旅の途中のお散歩も。夕方の景色も素敵なのですが、もう一つのおすすめ時間は朝!冬場、まだ息が白くなるくらいひんやりとした朝の空気を感じながら歩くのもぜひやってみてほしいのです。


 ふと散歩中の女性に声をかけてみると「あの山は、私達の幼い頃、父親から五島富士と教わってそう呼んでたとよ〜。ほら富士山のごと(ように)見えるでしょう。」と教えてくれました。「富士山.....ほど高くないけど、眺めが良いですね!」と笑いあい「どうもー」と去っていく。


 人とひとを引き合わせてくれる、魅力的な橋だなとちょっぴり感慨に浸ってみたり。


 やっぱり富士山には...と首を傾げつつ、最後にもう一度その山を見あげると、明星院を包み込むようにそびえる姿は荘厳。威厳と誇りある山として伝えられてきたこの山は、地元の方にとって有り難き存在「富士山」なのだなと納得しました。赤い明神橋を目印に「五島富士」を探しに寄ってみるのは、いかがでしょうか。


明神橋
住所 長崎県五島市吉田町

三井楽長崎鼻灯台

 

 ちょっとレンタカーを借りて、遠出してみたい!そんな時は、お気に入りの音楽をかけながら、窓を全開にして目指すは「三井楽長崎鼻灯台」へ!福江港から約45分、県道233号線を道なりに進みます。三井楽半島に入り、少し入り組んでいるところを何度か道に迷いそうになりながら、すっかりナビに頼りっぱなし。
 

 ようやく「夕映えの路」の案内板をみつけ進んでいって溶岩海岸沿いの小道を越えた先には、堂々と白い灯台がそびえたっていました。辺りは鳥のさえずりや、秋の虫達の音色。少しひんやりと感じる海風に、岩にぶつかる水しぶきの音。どこからか聴こえる防災無線チャイム「夕焼け小焼け」。
 

 この空間を独り占めしながら眺める灯台からの景色は、最高に尽きる。すっかり心が、リセットされた気分です。夕暮れに間に合えば、水平線に沈む夕陽がみれるかも!太陽が足速に海の中に消えていき、空の色がグラデーションになっていく様子に見とれてしまい、ホッと一息つくはずが、いつのまにか薄暗くなっていました。


 もうちょっと長居したなーとか思いつつ、灯台がポツポツと灯りだし空には一番星。


 あー、これは、夜空も見逃せないなと思いながらも、それはまた今度別の時に。水平線を横目に、また来たくなる最高のスポットです!


三井楽長崎鼻灯台
住所 長崎県五島市三井楽町柏 塩水

三井楽教会

 

 福江市内から車で約35分のところにある「三井楽教会」。世界遺産登録決定によって教会巡りをされる方も増えているので、ぜひとも行きたい教会群のリストに入れてほしい1ヶ所です。
 

 今から約220年前に大村藩での弾圧から逃れやってきた潜伏キリシタンの信徒さん達が、ゴシック様式の木造聖堂を建設。その後白蟻被害や老朽化によって50年前頃に建て替えを行い現教会となりました。
 

 外観のモザイクタイルで作成された壁画が、海外を思わせるようでお洒落。
 

 室内には、右手にはキリストの一生が、左手には五島におけるキリスト教の歴史がステンドグラスを用い描かれており、とても魅了されます。
 

 静かでとても神聖な場所、心を休めて一時を過ごしてみたり…色んなことを考えるにも、無になってみるにも最適な場所です。また、教会の横に隣接した資料館は、信徒さん達の想いや歴史を深々と感じることができます。予約が必要とのことなので、連絡してみるのが良いかも!


 観光の際は、手前の駐車場に停めれるので、ゆっくりと立ち寄ることができます。


 訪れた際は、マナーを守ってお立ち寄りください。


三井楽教会
住所 
長崎県五島市三井楽町岳1420
電話 0959-84-2099
FAX 0959-84-2099
時間 
9時~17時

富江町商店街

 

 福江市内から県道49号線を道なりに、大浜海水浴場や田尾海岸の海辺の景色に目を輝かせながら向かうは、富江町。


 最近では、お洒落なカフェや、コンビニ、ラーメン屋、花屋など話題のお店がじわじわ増えています。そのなかでも、昔名残りの雰囲気が魅力の「富江町商店街」。


 有名な観光スポットとは、また違う五島の良さが伝わるかも!富江町中央公園の横の駐車スペースに停めて、少し住宅街を歩いていると、どこか懐かしさを覚える風景。昔ながらのレトロな看板が見えてきて、心がくすぐられます。
 

 シャッターが閉まっているところもあるなか、鮮魚店や衣服店、スーパーなど健在で、近所の方の生活拠点になっている様子。
 

 「あら、こんにちはー元気しちょったっかなー?」といつしか会話に花が咲く光景も。歩いていると、ランチ時で買い物袋をさげた交番のお巡りさんが、「どこか探してますかー?」と気遣いのある声かけをしてきたり。道路際で、読書してる人がいたり...。

 

 忙しい毎日のなかの変わらない暖かさ。


 こんな富江商店街の日常の当たり前が、忘れていた何かを思い出させてくれるような気分にさせてくれます。また、珊瑚色のような赤い道が特徴的で、街灯が灯る時間になると、昼間の雰囲気と一変して、不思議な世界観へと誘います。ぜひ、またっりと街中散策してみませんか?


富江町商店街
住所 長崎県五島市富江町富江

奥浦渡船待合所

 

 福江港ターミナルから車で約10分。県道162号線を進み奥浦渡船待合所へ。2010年9月に公開された妻夫木聡と深津絵里主演の映画「悪人」のロケ地に行ってみませんか?


 この映画、逃げてきた2人が灯台で寒そうに凍えるシーンのイメージが強かったのですが、奥浦渡船待合所も、結構重要な場所として使われています。
 

 前日に観た場面を思い返しながら、色んな角度から見てみました。周辺は駐車スペースがあり、晴天だったので、白い外観がより映えて見えました。待合所の中は出航後とても静かで、「悪人」ののぼりがありました。そして、待合所の裏に広がる深緑の海と潮の香りに、心地良さを感じます。


 映画では、交番として登場。警察に保護された光代(深津絵里)が、震えながら崩れ込み、窓を開けるシーンが印象深い。そのあと交番から走り去る光代の後ろ姿が、終盤にかけて追い詰められ、益々はりつめた空気感へ。光代は、この窓からどんな気持ちで、何をみたのか…。実際窓を開けて、物思いにふけってみたり....。一瞬のシーンなのに、なんだかものすごくしんみりと感慨深い気持ちに。


 通常は、久賀島へ行く船を待つための待合所。世界遺産の旧五輪教会堂のある久賀島への旅の出発地です。映画を観た方も観てない方も、立ち寄ってみませんか?


奥浦渡船待合所
住所 長崎県五島市奥浦町

   ※フェリーひさか 発着港

一登

 

 五島市役所から徒歩で約2分。五島に来たなら、魚料理を食べたい!趣のある外観に惹かれ、のれんをくぐると笑顔が素敵な山内夫婦が営む「旬鮮喰間 一登(しゅんせつしょっかん いっと)」。


 店主の山内さんは、物心ついた頃からおじいさんと漁へよく行っていたので、いつしか夢は漁師か料理人。高校卒業後、まずは料理人を目指し島外へ出ます。経験とワザを磨き、関西で4店舗の名店の料理長を任されるほどに。その後、福江島へUターンし「一登」をオープン。2021年10月1日でまる6年を迎えました。


 一登では、朝地引網で漁れた魚をメニューにしているので、とっても新鮮。これこそ絶品の秘訣。なんと山内さん自身が、朝4時頃から漁に出て、かかった魚をそのまま料理に用いているんです。もちろん本日の美味や、居酒屋メニューはありますが、なんといっても「魚料理」をオーダーしないと後悔すること間違いなし。

 

 「お客様が、満足してお腹いっぱいに満たされてほしい」というのがモットー。


 予約時に食べたいものがあれば、叶えさせてあげたいと想いが強く「カニが食べたい」「松茸が食べたい」となればお取り寄せをしたり..。


 その日によっては、1人前が食べきれないくらいに量が多かったり..。なんとも贅沢!


 アットホームな山内夫婦のノリにリピーターが続出しているそうです。実は、2018年に放送された、千鳥の「相席食堂」で千原せいじさんが相席した場所のひとつとして、紹介されていました。誰かに教えたい...でも、ちょっと秘密にしたい。しっぽりしたい夜にぜひ寄ってみませんか?


 

一登(いっと)
住所 
長崎県五島市福江町12-1

電話 0959-74-6050

休日 不定休

(鍋、刺身盛り 要予約 お目当ての魚がある場合は予約時に要確認)

割と土日が空いてるかも!

 

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