五島列島・半泊地区 ~美しい海から生まれた塩~-1

五島列島・半泊地区 ~美しい海から生まれた塩~

今回は半泊地区を訪れ、美しい海と塩製造所を取材してきました!

今回は、キリシタン弾圧により信徒が大村藩内から移り住んだことでも知られる半泊地区を訪れました。
美しい海を撮影するため、岐宿から戸岐半島方面へ細い道を通り、たどりついたのが半泊浦です。

半泊の海の特徴は、透明(波打ち際)とエメラルドグリーンのツートンカラーと、きめ細やかに磨かれた玉砂利です。
砂浜が美しいことで知られる五島の海の中では、異彩を放つ海ではないでしょうか。

半泊湾は小さな入り江になっているためか、漂着物をはじめとするゴミはほとんどありません。また砂利についてもきれいに磨かれているため、鋭くとがったものがなく、踏みしめる足元もなんとなく心地よかったです。
そのため撮影の合間には、思わず「水切り遊び」をやってみました(笑)
小学生の頃を思い出しました。

ひと仕切り半泊浦を撮影した後、「さとうのしお」という看板を発見。坂道を登って行くと、かわいらしい建物が出現しました。
 

中には塩関連の商品が陳列されていて、喫茶スペースもありました。
奥からは薪が燃える臭いが立ち込めていて、確認すると製塩作業場がありました。

製塩を担当されている佐藤洋夫さんによると、製塩のための窯は、濃縮するためのものと仕上げるためのものの2基。
釜で炊いて不純物を沈殿させた後、うわずみを汲み上げ移し、更に炊きあげながら浮いた結晶を濃縮させて天日干しして完成させるそうです。

製塩の過程でとれるにがりや「塩の華」という商標の塩の結晶、イカスミを混ぜた黒塩、石鹸などの商品が並べられていて、塩の味見もできました。
塩なのにとても甘く、深みも感じられました。販売を担当されている佐藤昭子さんは、生業としてよりも暮らしの一部として「塩」と関わっていきたいというひたむきな思いを抱いていらっしゃいました。

写真は「さとうのしおレモンソーダ(550円)」です。
季節によって楽しめる飲み物も替わるそうです。注文した飲み物には全てクッキー(塩入り)が添えてあります。

深みがある甘い塩で味付けされたレモンソーダ、蒸し暑さで疲弊した身体にしみわたりました。
また伺いたいと思います。佐藤さんご夫妻、どうもお世話になりました。

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