思い立ったら一人でも楽しめる五島へGO ! 五島でワーケーションやってみた(前編)-1

思い立ったら一人でも楽しめる五島へGO ! 五島でワーケーションやってみた(前編)

コロナ禍により、リモートワークも増えて来た昨今、ワーケーションの需要も高まっていますね。
自分の好きな時間に働いて、余暇の時間は直ぐに海や山に繰り出せる五島は、ワーケーションにピッタリの島なんです!
グループ旅行となるとメンバーの日程や、各々の仕事のスケジュールの調整が大変ですが、単身で自由に仕事出来る時間を持つリモートワーカーは、フットワークも軽い!
今回はそんなフレキシブルな方々の「五島での過ごし方」のモデルプランをご提案いたします。

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素敵な偶然に出会う宿【SERENDIP HOTEL GOTO】

SERENDIP HOTEL GOTO(セレンディップホテル五島)は福江港から徒歩約10分(車で約4分)、福江空港(五島つばき空港)から車で約7分というアクセスの良い場所にあるホテルです。​
1階にはカフェがあり、宿泊者だけでなく地元の方も集います。
「セレンディップ」とは、「SERENDIPITY」…素敵な偶然に出会ったり、予想外のものを発見することの意味を込めて名づけられたのだとか。
カフェは、全席コンセント完備、高速無料WI-FIもありますので、コワーキングスペースとして最適!
セレンディピティーな時間が過ごせそうです。
カフェの真横には、キッズスペースやコインランドリーもあります。

ホテルで提供される朝食は、五島で獲れた旬の野菜を使ったヘルシーなモーニングプレート。
コーヒーは、東京の表参道にあるシングルオリジンの豆のみを扱うコーヒーショップ「THE ROASTERY by NOZY COFFEE」のコーヒー豆を使っており、ホテルにはバリスタも居らっしゃいます。

ホテルマネージャーでバリスタの岡本佳峰さんに、お話を伺ってみました。
岡本さんは愛知県出身で、五島に移住してきて5年目になるそうです。五島を訪れたきっかけはアニメ「ばらかもん」の聖地巡礼だったのだとか…五島に来られる方々が驚かれるのは「島は思ったよりも広い」ということ。
交通網も都会とは違いますので、移住するなら車の免許は必須。
またキャッシュレス化も進んでいないので、基本「現金主義」だったりと、暮らしに違った面はありますが、不便も楽しみながら暮らしているそうです。
五島に感じた魅力は「人の優しさ」…損得を気にせず接してくれるし、「素の自分」で居られると話してくださいました。

ホテルの電動アシスト付レンタサイクルを利用して島内観光を!

ホテルには、電動アシスト付レンタサイクルがありますので、リモートワークに疲れた時や、空いた時間が出来た時に、フラッと出掛けてみるのもいいですね!
ホテルから自転車で行けるおススメの景勝地を、岡本さんにお尋ねしてみました。

電動アシスト付レンタサイクルで行ける景勝地1【六方海水浴場】

「電動アシストなら15分程で行けるビーチがあるんですよ」というお話にビックリ!
「六方(むかた)海水浴場」は、市街地から一番近い海水浴場です。
思いついたらパッと気分転換に海へ…!
朝陽が島々の間から上がってくる場所なので、感動的な景色が観れます。
しかし午前中は逆光になりますので、青い空や青い海の写真が撮りたい時には、午後からのお出かけがおススメ。

電動アシスト付レンタサイクルで行ける景勝地2【堂崎教会】

堂崎教会は、ホテルから六方海水浴場方面に向かった先にあります。
「ちょっと頑張れば、ホテルから25分程で着きますよ」という岡本さんの言葉を信じて、堂崎教会の方まで足を伸ばしてみました。
海沿いに自転車を走らせていると、五島の自然を満喫しながら走行できますよ!
100年の歴史を持つレンガ造りの堂崎教会に辿り着いた時は、もう感動…教会内部は「キリシタン資料館」になっていて、拝観料を支払い中を見学する事が出来ます。教会周辺には、可愛いカフェも♪

徒歩で行ける景勝地1【武家屋敷界隈】

「仕事の合間に、運動はちょっとしんどい…」というリモートワーカーには、ホテルの目の前に広がる、武家屋敷通りの散策はいかがでしょう?
「武家屋敷通りふるさと館」は、武家屋敷通りの市指定史跡「福江武家屋敷跡」に遺構を活かして造られた木造平家建ての観光拠点施設で美しい庭園や、お食事処もあり、五島の「かんころもち」もこちらで食べることができます。
バラモン凧の絵付け体験やステンドグラスキーホルダー作りなどの体験もできます(要予約)。
幕末当時の佇まいをそのまま残す武家屋敷通りの石垣塀は、石を積み上げた野面積(のづらづみ)と石を隙間なく積み重ねた切込接(きりこみはぎ)の上に玉石を載せ敵の侵入があればパラパラと落ちて警報の役目と、また敵に向かって投げつける武器の役割がありました。
日本では、この造りは他では見られない大変珍しいものです。

 

徒歩で行ける景勝地2【山本二三美術館】

「武家屋敷通りふるさと館」の対面には「山本二三美術館」があります。
『天空の城ラピュタ』『火垂るの墓』『もののけ姫』『時をかける少女』等、数々の名作アニメーションで美術監督を務めてきた、五島市出身のアニメーション映画・美術家、山本二三氏の作品が多数展示してあります。
武家屋敷「松園邸」を改修し、その雰囲気に合うよう屏風型のパネルを使用して展示されている点も、見どころのひとつ…制作時のエピソード等が各画像に添えてあり、大変興味深かったです。

「館内は撮影禁止」ですが、撮影OKなエリアが三か所あり、そこで写真を撮ると良い記念になりますよ!
「空と雲の部屋」は、五島列島を上空から見下ろしたような作りになっていて、雲のソファーで短編アニメを視聴する事が出来ます。

今回レポートしてみて、五島にはリモートワークし易い環境、リフレッシュできる美しい景勝地、そして魅力的な地元の方々が、あちこちにいらっしゃる事に気付きました。
新たな旅の手段となった「Work(仕事)×Vacation(休暇)=ワーケーション」ですが、思ったよりカンタンに「非日常」を満喫できる「五島ワーケーション」は、かなり魅力的!
是非一度体験されてみてくださいね。

この記事を書いた人

MILKMILK
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

実際に訪れてみたくなるような「人を動かす写真」をお届け!

「観る観光地」だけでなく「人が写って映える観光地」の提案+美味しい物も♪プロカメラマンならではの視点で、今まで気付かなかったスポットも発掘していきたいです。地域活性化を目指す市民グループ「諫早もりあげガールズ」のメンバー。見知らぬ猫も、エサ無しで惹き寄せる特技アリ。プロフのフルーツバス停の写真は、ゆうちょの全国カレンダーに採用されました。
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