電気自動車(EV)で巡るエコ旅!五島列島・福江島、島内一周ドライブ絶景スポット!-1

電気自動車(EV)で巡るエコ旅!五島列島・福江島、島内一周ドライブ絶景スポット!

島の観光スポットを回るには自動車は欠かせません。
車を船に乗せて行くこともできますが、レンタカーを借りると便利!

今回は西海国立公園の一部でもある自然豊かなメインの島・福江島で環境にも優しい電気自動車(EV)をレンタル!
福江島の絶景スポットをEVでぐるっと一周して訪れてみましょう!

初めて五島を訪れた方にもおすすめのドライブコースと絶景スポットをご紹介します。

特集INDEX

まずは電気自動車(EV)をレンタル!

五島市では電気自動車(EV)の普及が進んでいて、複数のレンタカー屋さんがEVを取り扱っています。
今回は椿レンタカーさんでEVレンタカーをお借りしました。
こちらは2010年からEVの取り扱いを始め、その数20台!
そのうち2台が五島市のご当地キャラであるつばきねこがラッピングされた「つばきねこカー」。
予約時にリクエストできるのでつばきねこカーでお願いしました!
赤のドットとつばきねこがとってもキュート。

キーホルダーもかわいい!

車のカギについてある樹でできた「つばきねこカー」のキーホルダーもすごくかわいくて女子の心をくすぐります!
助手席のシートや、バックミラーにも「つばきねこ」がいて、一人で旅をしていてもつばきねこと一緒に旅している気分に!
2km以内の送迎もしてくれるので、福江港や福江(五島つばき)空港まで迎えに来てくれますよ。

EVは充電と走行距離に注意!

電気自動車はガソリン代がかからず、充電スポットで30分充電すると80%以上のチャージが可能。
急速充電器で使えるカードをお借りして、使用回数分を返却時に支払います。
チャージは一回300円とお値段もエコ!
島内に充電スポットは6か所。
運転の仕方やエアコン、坂道など使用状況によって充電の減りは変わってきますが、島を一周するなら少なくとも一回の充電は必要です。
電池の残量と次の充電スポットまでの距離を考えて運転しましょう!
ガソリン車のように、返却時に満タンにして返す必要はありません。
環境にもお財布にも優しいレンタカーです。

まずは腹ごしらえ!五島でお寿司を食べるならココ!寿し善

腹が減っては戦はできぬ!
ロードトリップに出る前に、お腹を満たして行きましょう!
おすすめは福江港から続いている主要道路の国道384号線沿いにある寿し善。
椿レンタカーからも同じ通りにあります。
こちらは福江地区の中心街からは少し離れているので、車があるならぜひ行きたいお寿司屋さん。
長崎県はどこでもお魚がおいしいですが、その中でも五島のお魚は格別です!
寿し善では地元で獲れた新鮮なネタで握ったぷりぷりのお寿司がリーゾナブルに頂けます。
今回は八貫の上にぎりとあら汁をチョイス。温かい蒸し穴子から召し上がれ!
今回はすでに売り切れでしたが、五島産のウニ入りのメニューがおすすめですよ。
あら汁も身がゴロゴロ入っていて食べ応えがあり、絶品なのでお寿司と合わせてぜひ頼んでみてくださいね。

お腹がいっぱいになったらいざ絶景ドライブへ!
福江地区から時計回りでいきましょう!

福江島のシンボル!港や空港からも近い定番の絶景スポット・鬼岳

福江港や五島つばき空港の南にあり、港や空港からも見える丸く全体を芝生で覆われた鬼岳。
火山群の主峰であり、阿蘇山を彷彿とさせる装いで、存在感のある福江島のシンボル。
遠くから眺めるのもいいですが、ぜひ鬼岳展望台まで上がってみましょう。
鬼岳を眺めながら登っていく道のドライブも清々しくて気持ちがいい!
展望台の近くまで車で行けるので、駐車場から少し登った展望台まで行ってみましょう。

展望台からは福江の街を一望でき、壮大で圧巻の景色を堪能できます。
展望台には、望遠鏡や日陰になる東屋もありますので、しばしのんびり芝生の緑や景色を眺めながら自然を満喫してリフレッシュしてみては。
頂上までは展望台から片道30分ほどで行けるので時間と体力に余裕があれば気軽にハイキングも楽しめますよ。

道路沿いから見える絶景!大浜海水浴場

鬼岳から富江方面へ向かう道の途中、目に飛び込んでくる大浜海水浴場。
キレイな砂浜とコバルトブルーの海が印象的です。
近くには五島自動車学校があり、道路が自動車学校と大浜海水浴場の間を通っているので
車で走りながら横目で眺めながら通り過ぎるのもよし、少し車を停めて写真を撮ったり海を眺めてみるのもよし。

海のすぐそばにはホテル・カラリト五島列島も2022年8月にオープン。
ホテル内にはカフェがあるので、立ち寄ってゆっくりと海の景観を堪能してみるのも。

隠れ絶景スポット!富江地区・希望の岬からの眺め

富江地区の中心地を通り過ぎ、国道384号線を進み山道に入るくらいのところ
左手に希望の岬の看板が見えてきます。
少し先の右手に駐車場があるので、そこに車を停めて、看板から坂を登ってみましょう。
曲がりくねった少々急な坂を登ると、先には展望台が!
そこからは富江町の黒瀬港と海が一望でき、正面に無人島の津多羅島(つたらじま)、右側に丸子海岸も見えます。
ここからも別の角度から五島の海や町、自然の美しい景観が堪能できますよ。
この展望台は地域の方々が整備されているようで、希望の岬への道や展望台のウッドデッキ、坂の途中にある休憩用の切り株や新しく植えられた植物たちに愛が感じられほっこりした気分に。

コラム

〈一口メモ〉

富江を越えた先にはお店が少なく、飲食店はあっても営業時間が短い、営業日が限られている、ランチの後休みを取るというところが多いです。
希望の岬の手前、富江の中心地から少しいった通り道にローソンがあるので、必要であれば立ち寄って飲み物や軽食・お菓子などを買っておくことをおすすめします。

福江島の最西端!断崖絶壁に立つ大瀬埼灯台

富江地区から急カーブの多い道を西へ西へと車を走らせ、福江島の最果てにある大瀬埼灯台。
日本の灯台50選、日本の夕日100選にも選ばれ、九州本土で最後に夕陽が沈む場所でもあります。
断崖絶壁に立つ白亜の大瀬埼灯台が見える展望台は数か所あるので、お気に入りのスポットを探してみてくださいね。
灯台まで遊歩道も整備されていて、景色を楽しみながら灯台まで行きたい!という人はトレッキングも楽しめますよ。

玉之浦カントリーパークで充電!

電気自動車の充電は常に気にしておきたいところ。
福江地区から大瀬埼灯台まで走ると充電もけっこう少なくなってくるので、後々のことを考えて玉之浦カントリーパークの急速充電器で充電タイム!
大瀬埼灯台へ向かう途中にも通り過ぎますが、帰りにも通るのでどちらかのタイミングで停まって充電できます。
充電には30分ほどかかるので、その間、公園を散策したり、通りの向かいにある井持浦教会を見学してみては。

のどかな漁村にある荒川温泉!漁港そばの足湯や温泉に入って休憩を。

大瀬埼灯台から道を戻り、国道384号線を北に20分程いったところにある福江島西岸にある荒川地区。
五島にも温泉は湧いているんです!
船が停泊する漁港に車を停めて、休憩がてら漁港から見える景色を楽しみましょう。

島の人に愛される地域福祉センター内にある公衆浴場で温泉に浸かったり、漁港のそばにはバスの待合所の建物をリニューアルした無料の足湯もあるので運転で疲れた体や足をゆったりと休めてみては。
温泉や足湯を楽しむ予定ならタオルなどを用意しておくといいですね。

日本で一番の美しさとも言われた、絶景ビーチ!高浜海水浴場

荒川温泉からさらに北へ車を走らせ、五島列島で最も有名で人気のビーチへ!
日本の渚百選、長崎新観光百選、日本の水浴場88選にも選ばれている、高浜海水浴場。
透明度が高く穏やかな波と白い砂浜、そして緑の山々に囲まれ、息をのむほどの自然美を味わえる場所です。
夏の間は海水浴のお客さんで賑わい、飲食店もオープンしてマリンアクティビティも楽しめます。
海水浴が目的でなくても訪れたい、五島でまず押さえておくべき絶景ビーチです。
オフシーズンは静かで人も少ないので、ゆっくりと海に見とれて癒されてみてください。

高浜ビーチから徒歩10分ほどの高台にある魚籃観音からの眺めも圧巻で、コバルトブルーの海と白い砂浜、山々の緑のコントラストが楽しめます。
奥には近くにある頓泊ビーチも。
ぜひ魚籃観音へも足を伸ばしてみてくださいね。

三井楽地区の夕陽スポット!渕ノ元カトリック墓石群と夕映の路

ドライブの最後のスポットは福江島の北西、三井楽地区での夕陽鑑賞で締めくくりましょう。
福江の西岸には夕陽が楽しめるスポットがいくつかありますが、三井楽町の渕ノ元へ。
潜伏キリシタンの歴史やクリスチャンも多い五島らしい十字架やマリア様が見られる渕の元カトリック墓石群。
近くの海岸沿いの道は「夕映の路」とも呼ばれ、大海原に落ちていく夕陽の絶景ドライブが楽しめます。
車を停めて夕陽をバックに十字架やマリア様の像のシルエットとともに写真におさめてみては。

近くに長崎鼻もあり、三井楽半島の先端を囲むように広がる高崎鼻から柏崎、長崎鼻までの海岸は、国の名勝に指定されているほどの美しい景観。
太陽が沈むまで存分に海岸沿いのドライブや景観を楽しみましょう。

福江地区に戻り、夜はゲストハウスに併設の地元の人も集まるCafe and Bar Futon House へ!

宿泊や夕食、夜に飲みに出かけたい人はホテルも多い福江地区に泊まるのがおすすめ。
一人旅や地域の人との交流をしたいなら、夜は移住者や旅人が集まる、通称ふとんバーへ。

昼間は寝具店としてお布団の販売や洗濯をやられていたり、レンタカーの貸し出し、ゲストハウス雨通宿もやっているという一風変わったお店です。
歩いて行ける距離に飲食店の集まる繁華街があるので、飲み歩きの拠点としても。
ゲストハウスが併設されているので泊まりであれば酔っぱらったらすぐにベッドにいけるという利点も。
気さくなお店の方や地域に住むお客さんに五島の観光情報や地域の情報を聞いて、今後の参考にしてみては。

EVで自然と地域の魅力を堪能するエコ旅を!

絶景スポットを回り、福江島を一周するエコ旅、いかがでしたか。
島の自然と絶景、地域の魅力を楽しめるドライブコースを電気自動車で回ることで島の環境保全にも貢献できます。

さらに地のものを食べ、地域の方とも交流できると旅がもっと楽しくなります。
ぜひ島で電気自動車をレンタルして、五島の絶景スポットをめぐってみませんか。

マップで詳細ルートをチェックしよう

この記事を書いた人

MiyakMiyakoo
#ナガサキタビブ 部員(公式ライター)

長崎の魅力を県外や海外の方に知ってもらいたい!

長崎県大村市出身。インバウンドを得意とする旅のコンテンツクリエーター。海外・東京などでの生活を経て、2018年の暮れに長崎にUターン。その後、長崎の歴史や文化を学び直し、その魅力にはまる。個人のSNSやフリーランストラベルライターとしても複数メディアで長崎の魅力を発信中。

 

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