リモートワークの強い味方、Mitake合同会社!五島でワーケーションやってみた(後編)-1

リモートワークの強い味方、Mitake合同会社!五島でワーケーションやってみた(後編)

五島にはリモートワークできるコワーキングスペースは沢山ありますが、パソコン周辺機器を販売してるお店を見つけるのはなかなか大変…そんな時は、島唯一の個人向けのパソコン専門店を運営している「Miteke合同会社」に行ってみましょう。
ワーケーション中、急に必要となったアイテムを揃えるのに便利なだけでなく、コワーキングスペースやゲストハウスも併設されているので、旅の拠点としても利用できます。

特集INDEX

パソコン周辺機器の調達に困ったら…【GOTOパソコン専門店】

Mitake合同会社は、五島唯一の個人向けパソコン専門店、「GOTOパソコン専門店」を運営されている会社です。福江市の市街地中心部にあり、アクセスも良好!リモートワーク中に足りないものが出た時でも、ここに来れば安心です。
パソコンレンタルやコピーサービスも充実していますよ!

パソコン専門店に併設されているコワーキングスペース【コワーキング@MITAKE】

パソコンショップには、「コワーキング@MITAKE」というコワーキングスペースも併設されていて、どなたでも来店後すぐに利用できるそうです(予約不要)。
WI-FIスポットとしての利用も出来るし、会議室も借りれるので(要予約)、仕事で急なミーティングが入った時など、とても便利。
照明機材完備の、物撮りが出来る「レンタルスタジオ」もあるので、ネットショップ開設の仕事等にも活かせますね。

ゲストハウス×コワーキングスペースの複合施設【ゲストハウス五島時光(ゴトウジコウ)~ GOTO TIMES ~】

Mitake合同会社ビル内には、ゲストハウスも完備されています。宿泊者は、併設のコワーキングスペースを無料で使えるそうです。
この施設は、移住を考えてる方の「お試し住まい」のような長期滞在型の方に向いています。
(シェアオフィスの契約も可)スタッフの方々も皆、移住者なので、経験談を聴きながら五島にアパートを借りたようなイメージで、快適に過ごす事が出来そう♪

五島列島を満喫するフリーマガジン「fullyGOTO(フリーゴトウ)」【fully編集部】

Mitake合同会社は面白い事に、フリーマガジンの編集部も運営されています。「fully」とは「余すところなく」という意味。五島を、上下合わせて余すところなくお伝えしたいという想いと、フリーマガジンの「フリー」をかけて名付けたそうです。
地元の方やU・Iターンで島に来て間もない方、観光で五島を訪れる方に楽しんでもらえるのは勿論、これから五島に住みたい!いずれは五島に帰りたい!という方々のサポートツールになることを目指しておられます。今まで五島にはフリーペーパーは無かったそう…
「fully」はフリーペーパーとは思えない程に、広告ばかりでなく、記事内容の充実した読み応えある冊子です。記事は市民ライターグループ「fumoto」による執筆で、それもMitake合同会社のプロジェクトです。
さらに「世界中の人に五島の素晴らしさを知ってもらいたい」と写真素材サイト「五島Stock」も運営されています。

     Mitake合同会社の橋本賢太代表は、地元五島出身。高校までを島内で過ごし、大学・就職は福岡、その後一念発起でオーストラリアへ!行った先では出身地の紹介をする機会が多いそうですが、誰も五島の事を知らなかったのを寂しく思い、地元に貢献したいとUターンを決めたのだとか…「五島列島を世界中の人達に知って貰いたい」との想いは、この時に生まれたそうです。福岡就職時代のパソコン関係のスキルを活かし、「個人向けにパソコンの相談をできる場所があれば」と考え、「GOTOパソコン専門店」を開業…それをきっかけに、どんどん新たな事業を展開されています。
五島の魅力は、「都会だと埋もれてしまうような人も、輝けるところ」。「福岡に居ても何者でも無かったはずの自分が、五島では編集長!」と笑顔で話してくださいました。新たなアイディアを次々と実現している凄腕なのに、とても謙虚な姿勢の橋本代表…「移住者で上手くいく方は、地元の方と仲良くなれてる方」とのお話も、印象に残りました。

将来的には台湾との貿易を目指して、今は準備中

橋本代表の奥様は、オーストラリア留学中に出会った台湾の方なのだとか…その関係で「五島土産や名産品を、台湾に向けて販売出来ないか」と考えるようになったそうです。「ゲストハウス五島時光」には、台湾版のフェイスブックページも立ち上がっています。
ゲストハウスでの台湾からの旅行者受入れを軸に、五島と台湾との物流・貿易が始まり、また新たな繋がりや親交が深まっていくと素敵ですね。

MITAKE の会社名の由来は「箕岳(みたけ)」

「MITAKE」という会社名は、橋本代表のご実家近くの山「箕岳(みたけ)」が由来なんだそうです。福江島南東部にある突き出た形の小さな独立峰で、その裾野にある箕岳園地は、360°見渡せる素晴らしい桜の名所になっています。
幼少の頃からお花見等で慣れ親しんできた所で、五島でも一番思い入れのある場所なのだとか…会社名にする事で、自分の会社が有名になったら「箕岳」の名前も周知される、自分を育ててくれた地元に観光地をひとつ作りたいな、という気持ちで会社名にしたそうです。「地元に恩返しをしたい」という橋本代表の言葉が、心に響きました。

コロナ禍により、リモートワークの導入は革新的に進みました。これからの将来は、住む場所やワークスペースに捉われない働き方が選べる時代です。
地元でリモートワーカーやU・Iターン者が地元の人とつながり、新たな事業が生まれる場所を提供されてる「Mitake合同会社」…代表のお話もとても面白く、元気を頂けました。ワーケーションでご来島の際には、新たな出会いと可能性を感じさせるこの場所へ、足を運んでみてはいかがでしょう?

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