【ジオパーク】黄島 溶岩トンネルと、長崎県で1番低い山へ!
黄島は五島列島で最南端に位置する円形の小島。かつてはカツオ漁と捕鯨で栄えました。現在は約30人が住む島ですが、往時を物語るように立派な石垣の塀が続く家並みが続きます。黄島の周囲は約5.5km、島内には島を一周できる約2.5kmの道路があり、ハイキングに最適。地質学的には、最も新しい時代(第四紀)の火山です。崎山地区などから見るとくじらのような形をしており、標高91mの番岳が「頭」で標高25mの細ヶ岳が「尾」のように見えます。
- 所要時間:8.5時間
- 交通手段:徒歩
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福江港ターミナル
【7:35発】五島市の海の玄関口
黄島までは、定期船「おうしま」の直行便で約30分、赤島経由で約37分、1日2往復です。赤島港の水深が浅いため、大潮の際は黄島港の発着時間も変更となることがあります。詳しくは、黄島海運にお問い合わせください。(電話番号:0959-72-8963)
また、黄島には自動販売機がないため、ペットボトルなどのドリンクは必須です。
住所 | 〒853-0015 長崎県五島市東浜町2-3-1 | |
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営業時間 | 6:30~20:30頃(最終便到着まで) | |
休日 | なし(ただし、2階レストランは火曜日休み) |
定期船「おうしま」で約30分
黄島港
【8:05着】黄島の玄関口
歴史ある建造物が並ぶ黄島港周辺は、荒波によって島が削られ、流された石がたまってできた平な土地です。このような場所に人が住み着き、黄島は発展しました。この場所は「石積みの堤防」として島の宝100景に選ばれています。
なお、島内の公衆トイレは港の待合所の1ヶ所のみです。心配な方はこちらで済ませると安心です。
住所 | 〒853-0061 長崎県五島市黄島町23-2 |
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徒歩約20分
細ヶ岳
長崎県で1番低い山
長崎県一、低い山・細ヶ岳。標高25mの山ですが、その山全体は海食でくり抜かれている面白い山。黄島の人たちは「ワンワン」と呼んでいます。山に登って眺望を楽しむだけではなく、山の「中」に入って大地を感じられることも魅力です。
住所 | 〒853-0061 長崎県五島市黄島町 |
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徒歩約20分
延命院
五島八十八ヶ所札所巡り第15番札所
1689(元禄2)年に開山した真言宗の寺。寺院内には弘法大師の作と伝えられる弁財天の像が祀られています(レプリカが観光歴史資料館にあります)。このほか、2体のマリア観音像と思われる仏像など貴重な文物が収蔵されています。
住所 | 〒853-0061 長崎県五島市黄島町51 | |
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電話番号 | 0959-73-6901(弁竜山延命院) |
徒歩約20分
溶岩トンネル
県天然記念物
海食崖には10m以上の溶岩トンネルが10程度確認され、中でも丈の穴は奥行132m、高さ最大7.2m、幅最大5.75mと、簡単に立ち入りができる溶岩トンネルとしては五島列島で最大のものです。最奥には観音さまが祀られています。丈の穴は富江町の「井穴」まで続いているとの伝説があります。
※溶岩トンネルに至るには急崖を通る必要があり、体力に自信のない方にはおすすめできません。また、溶岩トンネル内は足元が悪いため、トレッキングシューズ等のご準備を。併せて懐中電灯や軍手の携行をおすすめします。
住所 | 〒853-0061 長崎県五島市黄島町 |
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徒歩約25分
黄島港
【15:30発】定期船「おうしま」にて福江港へ
住所 | 〒853-0061 長崎県五島市黄島町23-2 |
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定期船「おうしま」で約30分
福江港ターミナル
【16:00着】五島のお土産は、ターミナル内で
福江港ターミナルでは、五島うどんやかんころ餅、椿製品、海産物など五島列島のさまざまな名産品を購入できます。
住所 | 〒853-0015 長崎県五島市東浜町2-3-1 | |
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営業時間 | 6:30~20:30頃(最終便到着まで) | |
休日 | なし(ただし、2階レストランは火曜日休み) |
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