「都会にはない豊かさの中で、子どもと一緒に学び、のびのびと暮らせる島」家族4人の島暮らしにフォーカス! - 竹森 祐輔さん・美鈴さん

2011年に五島市へ移住した祐輔さんと、結婚を機に2014年に移住した美鈴さん。一度は五島を離れたものの、2021年に家族4人で再び戻ってきた竹森さん一家は、現在小学生のお子さん2人を育てながら、自然や地域とのつながりを大切にした暮らしを送っています。今回は、移住を決めた理由や家族で感じる五島の魅力、子育てについてお話を伺いました。 


2021年当時のインタビュー記事はこちら→「子育て世代に優しい五島で叶えた自分らしい生き方


「都会にはない豊かさの中で、子どもと一緒に学び、のびのびと暮らせる島」家族4人の島暮らしにフォーカス! - 竹森 祐輔さん・美鈴さん
移住支援員
数年が経ち、1度目のIターン当時(2011年祐輔さん・2014年美鈴さん)の振り返り、そして現在の暮らしをお聞きしました。
移住支援員

五島との出会いが人生の転機に。人のあたたかさに触れ、島暮らしを決意

移住支援員
祐輔さんは2011年、美鈴さんは2014年にそれぞれ五島へ移住されて、その後一度離れたものの、2021年にご家族4人で再び五島へ戻って来られたんですよね。 改めてその時のきっかけや思いを聞かせいただけますか?
移住支援員
祐輔さん
学生時代、所属していた研究室の先生に五島市から仕事の依頼があり、学生スタッフとして参加したのが始まりです。それから3年間何度も足を運び、美しく雄大な自然やおいしい食、温かい市役所の皆さんのおかげで、どんどんハマっていきました。
そんな中、市役所の方との食事で「これからの五島市にはお前のような外からの目線が大事になる。五島市役所で一緒に働かないか?」とお誘いを受け、「大好きな場所で暮らし、100%五島市のためになる仕事ができる」魅力に気づき、その場で移住を決断しました。
祐輔さん
移住支援員
そこから実際の「移住」に至るまでの経緯やスケジュールは、具体的にどのような流れだったのでしょうか。
移住支援員
祐輔さん
2011年に単身で移住し、五島市職員としての生活が始まりました。当時の住まいは、学生時代にお世話になっていた市役所の先輩が探してくださったので、とても助かりました。その先輩に青年団や消防団の方々ともつないでいただいたので、すぐに地区の方とも打ち解けることができました。
祐輔さん
美鈴さん
私は、結婚を機に2014年に五島市に移住しました。当時は、知り合いが全くいない状況で暮らしていけるかが心配でした。
美鈴さん
祐輔さん・美鈴さん
その後、人事異動により2017年から4年間五島市を離れ、2021年に家族4人で戻ってきました。
この時は家探しに本当に苦労しました。不動産屋のホームページを毎日チェックしてもなかなか良い物件が出ず、ようやく見つけた家も「前住民の人事異動次第で空くか決まる」という状況。結果的に借りられたものの、引っ越し当日に初めて家の中に入る形になり、その日までずっと不安でした(笑)
祐輔さん・美鈴さん

五島暮らしのリアル。不便さも、人とのつながりも暮らしの一部

移住支援員
移住にかかった初期費用は、だいたいどのくらいでしたか?
移住支援員
祐輔さん
単身での(2011年)の引越しは7~80万円ぐらいかかったと思います。引越し業者に頼むととてもお金がかかると聞いていたので、車に荷物を積めるだけ積んで、残りは郵送と現地で入手するという形でした。
祐輔さん
美鈴さん
2014年に夫の家に引越すという形の時は、50万円ほどで収まりました。
美鈴さん
祐輔さん・美鈴さん
2021年に家族4人で戻った際は、家族が増えたことや家電も1から揃えたということもあったので、100万円以上はかかったと思います。
祐輔さん・美鈴さん
移住支援員
移住前に「これはやっておいて良かった!」という準備や行動があったんですよね。
移住支援員
祐輔さん
五島市から福岡県にもどったタイミングで、近視の手術(ICL)をしました。手術自体は1日で終わるのですが、前後検査で数回病院に通う必要があったので、福岡にいるタイミングで手術をしてよかったと思いました。どうしても五島市で受けることのできない医療はあるので、そういうものは移住前に終わらせておいた方がいいと思います。
祐輔さん
美鈴さん
対面講義が必要な資格の取得については、移住前に取っておくといいですよ。明確な夢や目標がなくても、五島市では取得することが難しい資格を持っていれば、ライバルも少ないので、ビジネスに繋がると思います。
美鈴さん
移住支援員
五島市での生活費は、移住前と比較してどのように変化しましたか?
移住支援員
祐輔さん・美鈴さん
食費、水道代、レジャー費はダウンしましたが、ガソリン代、嗜好品代、帰省代、旅行にかかる費用はアップしましたね。
祐輔さん・美鈴さん
移住支援員
地域の人々との交流はありますか?地域コミュニティにすんなり溶け込むために、意識されたことなどはありましたか?
移住支援員
祐輔さん
移住当初に所属した地区の青年団でチャンココ(念仏踊り)をしています。
その後、仕事の関係で4回転居してその地区には住んでいませんが、活動は継続してます。2022年には青年団長を務めました。子どもたちはチャンココが大好きで「早く父たちと踊りたい!」とお盆の舞いを楽しみにしています。
祐輔さん
移住支援員
移住して「大変だと感じたこと」や「想像と違ったこと」などを教えてください。
移住支援員
祐輔さん
子どもがスポーツをする場合、遠征のために時間とお金がかかりますね。特に団体スポーツだと、試合のために遠征する機会も多いので負担も大きくなります。
祐輔さん
美鈴さん
医療の選択肢が少ないところですね。特に出産に関しては、ソフロロジーや自宅出産といった選択肢がありません。
美鈴さん

「チャンココ」とは

五島市の旧福江地区でお盆(8月13日〜15日)に行われる歴史ある念仏踊り。

期間中は初盆の家や墓所などを巡って踊り、13日の昼頃には商店街付近にも登場します。「カン、カン」と響く鐘の音を頼りに探すのも魅力の一つ。花飾りのついた笠に顔を覆う布、腰ミノを纏い、太鼓を抱えて踊る雄大な姿は必見です。

「チャンココ」とは

自然も地域も、子どもたちの学びの場に。五島で育む家族の時間

移住支援員
二人のお子さんと一緒に、どんな風に五島市での生活を楽しんでいますか?
移住支援員
祐輔さん・美鈴さん
子どもの校区外通学を通して地域のコミュニティに参加し、米作りやカンコロ餅作りで子どもたちから作り方を教えてもらっています。これをきっかけに、個人的に田んぼを借りて家族で米作りにもチャレンジしているほか、味噌づくりや餅つき、陶芸体験なども楽しんでいます。

また、ちょっとした家庭菜園もしていて、野菜を育てて食べる経験を家でできるのはとても幸せなことだと感じています。借家の庭にも梅・びわ・柿・いちじく・桃などたくさんの木があり、子どもたちと一緒に実を収穫するのがとても楽しいです。
祐輔さん・美鈴さん
移住支援員
お子さんは校区外通学しているそうですが、なぜ校区外を選んだのですか?
移住支援員
祐輔さん
せっかく五島市で暮らしているので、都会にはない教育環境で育てたいと思いました。
小規模だからこそ子どもたちが主体的に兄弟のように関わり、先生の目も一人ひとりにしっかり届いているので、保護者としてとても安心して預けられます。授業での農業体験や、昼休みに校長先生ときれいな川で遊ぶ経験は、なかなかできないと思います。
祐輔さん
美鈴さん
親子で小規模校が合っていると思ったからです。私自身が全校生徒100人程度の小学校出身で、兄弟、親、祖父母まで顔見知りの中で育ちました。二人にも同じような環境でのびのびさせたいと思っていました。授業の一環として取り組んでいる農業体験にも惹かれました。
美鈴さん
移住支援員
五島での子育てで感じていることはありますか?
移住支援員
祐輔さん・美鈴さん
小学生の男の子2人を育てていますが、乳幼児からの子育て支援がとても手厚く助かりました。年々子どもが減っている分、一人ひとりを大切に考えてくれていると感じます。一方で中高生になると進路の選択肢は都会より少なく、高校や早ければ中学卒業と同時に島を離れる子も多いため、子どもと一緒に過ごせる時間は意外と短いのだとしみじみ感じます。
それでも、家族で過ごす五島での暮らしはとても豊かで贅沢で幸せですし、子どもたちにとっても大きな糧になると実感しています。
祐輔さん・美鈴さん
移住支援員
生活でのお気に入りポイントをぜひ!
移住支援員
美鈴さん
朝日が拝める我が家が大好きで、大家さんが作るお庭の花や果物の恵みを味わっている日々が何より楽しいです♪
美鈴さん

五島市で叶える理想の子育て・教育環境

手厚い医療費助成や子育て支援制度をはじめ、自然と触れ合う伸び伸びとした教育環境が魅力の五島市。「乳幼児からの支援が手厚く、子ども一人ひとりを大切にしてくれる」といった五島市ならではの恵まれた子育て環境や、気になる支援情報をこちらのページで詳しくご紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

五島市で叶える理想の子育て・教育環境

これからの移住者へメッセージ

移住支援員
最後に、これから五島市への移住を検討している方へ、お二人からメッセージをお願いします!
移住支援員
祐輔さん・美鈴さん
五島市で暮らしていると「こりゃ贅沢だなぁ」と思う瞬間がたくさんあります。海から昇る朝日を見ながら飲むコーヒー、ほぼ貸切状態で楽しめる大自然、家から見える天の川、突然届く釣りたての魚!そのたびに、移住してよかったと感じます。

もちろん不便さや大変なこともあり、私には合っていてもすべての人に合うとは限りません。移住は人生の大きな選択だからこそ勢いだけで決めず、しっかり調べたり色々な人の話を聞くことが大切です。

そのうえで、五島での暮らしを想像してワクワクが止まらなくなったらGoサイン!素敵な五島暮らしがあなたを待っていますよ。
祐輔さん・美鈴さん

移住前の疑問や不安をクリアに!まずは「オンライン相談」で島暮らしをイメージしてみませんか?

竹森さんご夫妻のお話にもあったように、移住前の事前準備やリアルな生活情報の収集はとても大切です。

「住まいや仕事はどう探せばいい?」「子育て環境や医療面は?」など、移住に関する疑問や不安は人それぞれ。移住支援員が、あなたやご家族のライフスタイルに合わせた五島市でのリアルな暮らしをご提案し、不安をひとつずつクリアにするお手伝いをします。まずはオンラインで、五島での新しい暮らしをイメージしてみませんか? 

移住前の疑問や不安をクリアに!まずは「オンライン相談」で島暮らしをイメージしてみませんか?

旅や下見で会いに行ける!先輩移住者が営む島内の交流スポット

「移住に興味はあるけれど、現地に相談できる人がいなくて不安…」という方におすすめなのが、島内で先輩移住者たちが営む交流スポットを訪ねてみることです。 飲食店やゲストハウス、コミュニティスペースなど、旅や下見のついでに気軽に立ち寄れて、リアルな島暮らしの体験談が聞けるスポットをまとめました。

まずは一歩踏み出して、頼れる先輩たちに会いに行ってみませんか?

備考

取材:RuRi(取材日:2026年7月)

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